佐藤琢磨、予選3位のニュース見たときは、
表彰台いけるぞと思ったが、
結局、決勝では順位を落として5位。
ざんねんだった。

佐藤はスタートが良く、2番グリッドのモントーヤをかわしたが、
さらにスタートが素晴らしかったトゥルーリが4位から一気に先頭に躍り出る。
なので、順位は変わらず3位。

ちゃんと順位をキープしたが、
最初のピット作業で2ストップ作戦のバリチェロにかわされ、
2回目のピット作業でアロンソにかわされてしまう。
結局、順位を落として5位でフィニッシュ。
自己最高タイの順位であるが、うれしさより悔しさの残る結果だった。

マシンが壊れたり、コース上でかわされたり、
佐藤がミスをしたりしたわけじゃなく、
ピット作業のタイミングの悪さ、つまり作戦ミスで順位を落としたように思う。
（あと、タイヤ交換後、マシンが不安定になってラップタイムも上がらなかった）
3位を確保できないレースではなかった分、悔やまれる。

去年までだったら、日本人ドライバーが入賞しただけで、
ばんざいものだったけど、もう、今は、5位じゃ満足できない。
それだけ、ことしのB.A.R.のマシンのレベルが上がったということだ。
佐藤の同僚のバトンがサンマリノGPで2位になれたのだから、
佐藤も表彰台に上がることは不可能ではないのだ。

つぎは、モナコ。
なかなか抜けない（抜かれない）コースなので、
次回も予選でいい位置をつかめば、今度こそ表彰台に上がれるかも。
今回、予選3位とれたことで、今後の可能性がかなり広がった。