ガウディオ優勝 [ローランギャロス]

ローランギャロス男子シングルス決勝は、
もともと優勝候補のコリアと予選上がりのガウディオの
アルゼンチン人対決。

コリアが強い内容で最初の2セットをコリアがあっさりとったときは、
このままコリアが勝つだろうと思ったが、
3セット目をガウディオが奪い取る。

そして、4セット目の第2ゲーム後、コリアが両足を故障。
まともに動けない状態になる。
力ないサーブや遠いところに来た球はほとんど追わず、
このセットを落とす。

第5セットになると、コリアがかなり復活し、
力強いサーブやコートを走り回り、攻めに転じる。
ガウディオは守勢になり、ブレイクされる。

コリアが2度のチャンピオンシップポイントを得るが、
ガウディオがそのゲームをキープすると、
次の2ゲームも連取し、8-6で競い勝った。
ノーシードのガウディオがグランドスラム初優勝。

もちろん怪我したコリアもつらい試合だったが、
ガウディオも戦いづらそうだった。
「死闘」といえる内容だった。