計画/準備
(1) 経緯
昨年(2003年)は,妹の富士山初挑戦のためにあえてに富士山行を断念して
くれた息子であったが,今年はぜひ行きたいとのことだったので,早くから
登山計画を立て始めた。
当初,
・ 息子の,「富士宮口登山+砂走り」 初挑戦
・ 娘の, 「山小屋泊まり+富士山初登頂」
・ 父の, 「夜間単行・山頂野宿+御来迎」
の3パターンを計画していたのだが,
父親の体力+登山可能な日程
の調整がなかなかつかず,
3回もの富士登山は無理でせいぜい2回だろうという見解に達した。
とすると,どれかを削らねばならなくなり,紆余曲折の結果,
息子と父単行を合わせて実行することになった。
つまり,2004年度富士山行は,
・
父&息子の,「夜間富士宮口登山+山頂野宿+御来迎+砂走り下山」
・ 娘(& 父)の,
「山小屋泊まり+富士山登頂」
の2本に,決定したのだった。
山頂野宿については,当初は父が自分一人で行く予定だったので,
昨年の失敗の反省から色々装備を揃えつつあったのだが,これに
息子用の装備も加わることになり,持ち物全体の計画の立て直しが
必要となった。
具体的には,昨年の山頂極寒(というほどでもないが)から身を
守るための,防寒具の用意がメインとなるのだが,息子用のフリース
上着の持ち合わせがないことに気づいたのは,もう夏になってから
であった。
当初は,父親が冬中着てそろそろ痛んできていた,暖かさ保障付きの
フリース上着を使い捨てのつもりで持っていくつもりだったが,
寒さに慣れていない息子には,このくらいの防寒具は必須だろうと
いうことで,こちらを息子用に提供することとした。
となると,今度は父用の防寒具を用意せねばならなくなった。
もちろん,やたら暖かいフリースジャケットを別に持ってはいたの
だが,これがえらくかさばる(重い)ことがわかり,今回の山行に
持っていくのは無理と判断,父は,ユニクロ製の薄いフリース上着の
2枚重ねで我慢することにした。
上着もそうだが,実は足元の冷えも結構つらいものがあるのも昨年
経験済みなので,冬用のオーバパンツ(これは二人とも持っていた)も
漏れなく持っていくことにした。
これに,スキー用の手袋とか二人用の水分/食料などを合わせると
かなりのかさ&重量になるので,今年は息子にも一部荷物を持ってもらうことに
した。
一昨年は手ぶら登山をさせていたが,2年後の今では安心して荷物を
持ってもらえるまでに立派に成長していたので,躊躇なく持ってもらう。
これでかなり荷物も減り,いつものリュック(20年ほど前に神戸の
SportsWorld33で購入したもの)に詰めてみるが,防寒具がかさばり,
今にもはじけそうな状態であった。
・
出発寸前に追加される荷物(主に食料)もまだある。
・
もしこのパンパン状態のリュックが山中で壊れたり(縫い目が裂けたり)
したらどうしようもない。
・
丸々と膨らんだリュックが体にフィットせず,妙に重い。肩も痛い。
・
そもそも,このリュックの背中の通風が悪く,ひどい汗をかく欠点がある。
といった状況を鑑み,ついに新しいリュックの購入に踏み切った。
購入条件として,
−
背中の通風がよいこと。できればメッシュ状。
−
他の一泊程度の幕営山行にも耐えられる,40Lクラスのもの。
− 値段は,1万円前後。
で色々探した結果,結局,ドイツ・ドイター社製
FUTURA 42AC
に決定,購入した。(型落ちで,安目だった)
新しいリュックを買うのは久しぶりだったので,この色々と考えられた
装備の数々に正直驚く。最初は何に(どう)使うのかわからない部分も
多かったのだが,実際に使ってみてその便利さに舌を巻いたものである。
(最近のリュックの性能向上を全然知らなかった...お恥ずかしい)
難点は,リュック自体がちょっと重いことだが,背負った時のフィット感
などで帳消しになるようなので目をつぶることにした。
とにかく,これを背負って日本一の高所まで登る必要があるのだ。
新しいものを使うのは,なんだか嬉しいものである。
(2) 登山計画
登山計画は,昨年父親が経験済みのものをベースに立案した。
(二度目は何かと安心だ。)
・ 父親の夏休み期間中は娘との登山を計画しているのと,息子も部活だなんだと
色々と忙しいことから,7月の連休 7/18〜7/19
に実行する。
・ 電車にて移動し,16:00頃富士宮口五合目を出発,その日のうちに山頂着で
そのまま野宿して御来迎待ち,御来迎見物の後,最高峰に行き記念撮影。
・
下山道は,体調がよければ御殿場口大砂走り,疲れがひどければ須走り口砂走り
を,状況によって選択する。
と決めた。
昨年,我慢してもらったこともあり,今年の富士登山には意欲満々の息子であった。
何より,自分の体力が着いていることを実感している上に,一昨年,すでに登頂を
経験していることによる余裕が滲み出しており,今だ経験していない最高峰を
ぜひとも経験したいという希望が頼もしく思えたものである。
父親としても,子供の中では一番信頼が置けるパートナーと一緒に,久しぶりの
二人旅とあって,とても楽しみではあった。
また,息子が物心ついてから,一度も一緒にキャンプしたことがないということもあり
ちょっと異質ではあるが,今回の簡易キャンプもなかなか面白い経験になるであろうと
思うと,なんともワクワクものであった。
(3)その他
今回は,夜間行程でもあり,いつもの実験はするつもりはなかったが,息子が,
夏休みの理科の課題のレポートで,これまで行った各種実験をまとめたいと考えて
いるということで,不足している写真などを若干補足的に撮影し直すことにした。
(具体的には,山頂の低い気圧でパンパンに膨らんだ袋を見栄えよく撮り直し,等)
夜間登山は,結構体力/気力ともに使うので,この位で止めておいた方が身のため
だという昨年の経験からの考えだった。(が,これが的中するとは...)
(4) 持ち物など
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