決行2(研究結果)


最後に,研究(実験)結果報告です。

@ 高い山の上では,紫外線量がすごく多いって本当?

    今年は,昨年忘れていた計測器(紫外線計付き腕時計)をリュックにくくりつけて
  その測定値を見ることにした。 
    ただし,この腕時計の取説を失くしてしまったため,その測定結果の単位がわからない
  ため,同様のシチュエーションでの他所での測定結果との比較を試みた。

  シチュエーション UV値 標高
@ 富士登山(今回) 3.0 2400〜3700m
A 晴天の上高地散策 1.7 1500m付近
B 酷暑のTDL(*1)終日 1.3 0〜数m

  こう見ると,行動時間の差など,若干の条件の差異はあるにしても,
高度が上がると紫外線量が増えるというのは,なんとなく納得できる。

  なお,昨年は耳を大やけどしてしまった反省から,今回は耳を隠すルンペン帽に
 PF50+という日焼け止めクリームで,耳の完全保護を試み,これは成功したのだが,
 クリームの塗布をすっかり忘れていた頬が,3日目にしてズル剥けになってしまった。
  げに恐ろしきは,紫外線である。 皆様もご注意を。

 

A 河口湖口の下山道は,やっぱりしんどいのか?

   これに関しては,すでに下山報告で書いてしまったが,山頂〜8合目付近までの
 下山道で,下山用のエネルギーをほとんど使い果たしてしまったと言っても過言ではなかった。
   急坂に加え,中途半端な砂走り様の路面が,後に激しい苦痛をプレゼントしてくれたようだ。

  結論:富士登山は下りが本番..

B 最新のバイオトイレって,どんなん?

   報道と同じかどうかは不明であるが,山頂の下山道入り口に,出来たてのホヤホヤの
  バイオトイレができていたので,使用料200円を払い,試してみた。
   中をのぞくと,白っぽいおがくずというかハト豆もたいなものが,円形の金属棒に
  掻きまわされているだけで,臭気などはまったくなく,すこぶる快適であった。

  ほかに説明のしようもないので,のぞいた状態の写真を掲載して終わりたい。
  (別に,糞尿,汚物などは写っていないので,ご安心あれ)

  

   しかし,皆がこれほどまで富士山の浄化に苦心しているにもかかわらず,トイレを借りて
 使用料をケチる輩が多いのには,正直言って情けないと思った。

   子供にトイレを使わせといて,「もったいないからいいや」などと,子供に堂々と言っていた
 お父さん,お母さん,あんたらの子供は良い大人にはならんかもしれんぞ。


  最後に,下山後の五合目で,お礼参り後に「小御嶽神社」の前から撮った,今回の富士山の
 様子を載せて,今回の報告を終わりにしたい。

  お読みいただきましたことを感謝いたします。

 

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