計画・準備


(1)   経緯

   昨年,3度目の挑戦で初登頂に成功したのは息子だったが,その様子を影で見守って
 いた娘(妹:8歳)が,昨年のシーズン終了頃に「来年は私も登れるかなぁ」と,事実上の
 「富士登山参加宣言」をこいてしまったのは,昨年の登頂報告の末尾に記載した通り。
  元々,兄のすることは自分もしなければ気が済まない性格だったので,来るべき時がきたと
 あきらめて,今年初挑戦と相成った。
 
   とはいえ,兄の3年間の苦闘を見てきただけあって,さすがにいきなり「登頂」とは言わなかった
 ので,初めての富士登山ということもあり(娘は五合目までも行ったことがない),まずは
 兄が2年目に達成した,「3000m超え」を目標として,のんびり行ってみることにした。

  娘は,呼吸器系が丈夫そう(生まれつき声がでかい),やる気もある,なのでそれほど
 心配していないのだが,体力はまだしも,気力がすぐに萎えてしまうのが,心配の種ではある。
(俗に言う,「へたれ」なのである)

  この娘の初挑戦に付き合った後,父親が個人的に「夜間登山-->御来迎」を目論んでいるため,
 今年は息子の富士登山は休憩となった。(父が夏シーズンに3回も登れないため)

  トレーニングに関しては,娘はプール三昧の生活なので,そこそこ運動しているので問題なし。
  問題は父親。別途,秋前に息子と計画しているテントかついでの山行のために,新調したデカい
 ザックにフル装備を入れて,ステッパー(昨年のトレーニングで使用したもの)を踏んでは見たものの,
 大した歩数ではないのに翌日いきなりの筋肉痛....情けない。
  おまけに,仕事も忙しくあまりやる気になれないので,たまにザック担ぎ+10kgのダンベル持ちで
 ステッパー踏み(1000歩)をやる位。(これでも,結構しんどいのだが)

   もちろん,酢飲みは極力実行している。


(2)   登山計画

   今年の登山計画も,今までの経験から,基本的に昨年の夏に実行した計画に沿って
 行動することにした。(年を追うごとに,洗練されていく感じである。無駄が無くなるというか)

   以下がその計画案である。

  ・  今年も,河口湖口から登山を行う。(父親が,もう道を覚えたので,ばっちりサポート可能)
  ・  混雑しがちな河口湖口で,のんびりと登らせたいために,平日の登山に登る。
  ・  父親の夏季休暇期間がお盆と重なる,つまり五合目までの交通規制期間にはまってしまう
    ので,梅雨明け直後の天気安定時期の確実に晴れそうな平日を決行日とする。 

   などの理由から,2003年8月4日(月) を決行日とすることにした。
    (奇しくも,昨年の息子の登頂の丁度1年後。せっかくなので,父は休暇をとることにしたのだった)

   さて,今年は「寝起き問題」はない模様ではあるが,五合目での高度慣らしと,六合目先分岐点
  までの,下山者からの挨拶攻撃を避けるために,今年も,

  ・  前日夜,五合目入り,翌午前5時登山開始とする。
  ・  車中泊の際は,昨年同様後部座席での座り姿勢での仮眠とする。

   とした。
   車中泊形態は,ただただ,後始末の簡便さからである。(娘は寝起きが良い)
   ようは,下山後の仕事を減らしたいのだ。

  ここまでの検討によると,今年の懸念事項は,

 ・ 娘の体力/気力      ・  トイレ

  となりそうな感じとなった。


(3)   娘のこだわり

  今回の富士登山に対して,娘がどうしてもとこだわった点が3点あった。

  1点目: 「一昨年,兄が到達した八合目までは絶対に行きたい」 ・・・ もっと行けないかと密かに期待。

  2点目:  「最近手に入れたお気に入りの腕時計をつけていく」  ・・・  全然問題なし。

  3点目:  「お気に入りの熊ちゃんを連れて行きたい」        ・・・  父は,目が点..

   この2点目の「熊ちゃん」であるが,娘の手習いのピアノの発表会でいただいた「参加賞」!! で,
 何故か本人が非常に気に入っているものなのだが,何も富士山にまで連れていかんでも..
 「汚れても知らんよ」等の微妙な脅しもまったく意に介さず,絶対に連れて行くとの硬い決意は崩せなかった。
   元々,娘は空身(手ぶら)で登山予定だったので,結局,「熊ちゃん」 は父親の背負うリュックに
 同乗を許可されたのであった。


(4)   携行品

   恒例の携行品一覧である。昨年までの装備を中心に再検討し,最終的に以下のものとした。

<<登山用服装>>   (例年通り,色など細かく書くのは,来年,思い出すためである。)

補足
上着(黄色の常用ジャージ) 上着(薄手・グレー) 後述するが,結局,出番はなかった。
ベスト ベスト 薄手の多ポケット。共に濃いグリーン。
長袖ボタンシャツ 長袖ボタンシャツ 父は例年と違い,厚手のグリーン。
娘は息子のお下がりの薄青チェック柄
ベルグシャツ下着(グレー) ベルグシャツ下着(黒) 娘は,息子が着ていた女性用SAサイズを
無理やり着用。やはり役立った。
薄手のジーパン 新調ハイク用ズボン 娘のは,息子のお下がり。丁度よいのが
無かったので。父のは昨秋のバーゲン品。
帽子 帽子+汗止めバンド ルンペン帽型

その他,父/娘 共通のもの
・厚靴下   ・タオル   ・軍手    ・ストック    ・ スパッツ
・雨具     ・ 登山靴  (娘用登山靴,雨具は新調した。万全を期すためである)
 なお,ストックは父親用の一本だけを持参し,娘用には五合目にて短い金剛杖を購入した。
 ただし,子供には金剛杖は邪魔な場合が多く,登坂中は父親が金剛杖を持ち,ストックは
 リュックに縛られたままだった。(ストックは下山時に活躍) 

<<携行品>>(リュックの中身の小物)

食料   おにぎり(小型・手製・8個)   
      ウィダーinゼリー(3個)        当初4つの予定だったが,重いので一個減らした。     
      ミニパックの黒酢飲料(2個)   せっかく持っていったのだが,結局飲み忘れた。
      ミニドーナッツ(10個ほど?)               ← 昨年と同じ4〜5個でいい感じ。
      チョコ KitKat Petit:(小指大位の小さい包みのもの) 昨年と同じ。これも4〜5個で十分。

                          
水分   アクエリアス(2本)+凍らせた水1本  ・・・・ アクエリアスの素は昨年使用しなかったので,止めた。
      (サイズは共に500ml ,計1.5kg)         これでも,下山時に水(500ml)を一本買い足した。

その他  携帯TEL:J-PHONE(写メール付き)
      新デジカメ+換え電池(4本)  
      簡易動画用カメラ+換え電池(2本) ・・・ 昨冬のスキーで活躍した。臨場感ばっちりである。
      携帯用トイレ(1個)
      新ヘッドライト(高輝度ダイオード型)  
      ヘッドライト+換え電池(2本)
      小型ペンライト(予備)+替え電池(単4 1本)
  
 後は,車載用として,

   ・ 帰り様着替え                   ・ 替えメガネ(運転用予備)
   ・ 洗顔/手洗い用水(2Lペットボトル1本)    ・ ぞうり(最初から履いて行った)

  等を用意した。

(4) 課題

  さて,恒例の研究テーマの設定だが,今年は娘を登らせることに専念するつもりなので...
 特に設定しないことにした。

  ただし,紫外線測定用の【紫外線計付き腕時計】と【温度計】はリュックにくくりつけては行った。


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