ＤＲＡＷＩＮＧ
pencil ２００８．９．２３ |
私が物心ついた頃には西部劇が流行っていました。昭和３０年代。
小林旭さんとかの映画スターも、モデルガンを持った姿がブロマイドになってたね。
おもちゃ屋さんには鉄砲（てっぽう）が大きな顔して並んでいました。
男の子の玩具の一番人気だったでしょう。
大人向けのモデルガンもあったけれど、それはそれは高価な物で、
私にとっては高嶺の花。
銀玉鉄砲が愛用の銃でした。
特に、父から買ってもらったウインチェスター型はお気に入りだったね。
本来は長物のライフルだけど、なぜか手のひらサイズでした。
父は空気銃を所持し、時に撃たせてもらったことも懐かしい思い出。
ようやく小遣いを貯めて買えるようになった頃、
いろいろとモデルガンを悪用する事件が続いて起こりました。
鉄砲は有害玩具となり、大手の玩具店でも隅に追いやられる始末。
金属製のモデルガンには金色が塗られ、
以前の重々しさはなくなってしまいました。
おかげで、所有欲が消えてしまった。
今にして思えば、学生の身にはよかったかもしれません。
父の自慢の空気銃も、銃規制が強まり、警察へ納めることに。
所持を続けるためには、講習を受けねばならず、時間がなくて断念したのでしょう。
私の散歩道に、ガンショップがあります。
お店の方にとっては迷惑な訪問者だろうな。
何かを求めるでもなく、店内をうろついて帰るおじさん。
一度だけ、ジャンク品のMP５を買ったぐらいですから・・・・
このMP５の詳細は、後日書き留めたいと思ってます。
ふと目にしたV10。
手に持てば、ずっしりと重さを感じます。
スライドを戻せば、チャキーンと金属音。
迷いもせず、即、購入してました（笑）
久々のお気に入りのおもちゃです。