鶏飼い時事(じじい)…『MainichiINTERACTIVE 記者の目
感染相次ぐ鳥インフルエンザ=小島正美(生活家庭部)に快哉。』



この数年来、基本的に同じことを主張して来た私達としては、目を疑うような大新聞の記事です。そう言論の自由、民主国家の筈の我が国で、実際はこんなことも自由に討論出来なかったのです。
http://www.mainichi-msn.co.jp/(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/kishanome/news/20050920ddm004070118000c.html(毎日新聞「記者の目」)

この問題でテレビに登場するのは喜田教授や大槻教授達、政府の清浄国論の旗振りの学者だけ、その聞き手は全く素人の方達で、突っ込むこともなく討論されることさえありませんでした。

研究会やシンポジュームで外国の学者の有益な話を聞いても、最後に「清浄国論堅持」の農水の締めですべて終わりです。

取材でいくらワクチン問題を訴えても、実際の放映ではワクチンのワの字も出て来なかったのですから。

さすがに迫害されることはないけれど、こんな当たり前の主張もなかなか出来ない我が国は政府のプロパガンダや学者の権威に対するマスコミや一般大衆の、民意の低さという点ではかなりの後進国だとさえ思ってきました。

一般の人達には何処がタブーかと怪訝に思う程度の記事でも、私達からすると社内での立場や、後の取材のやりにくさなど、実際いろいろ聞かされてきました。

私がホームページなどで主張しているのはたったこれだけのことなのです。しかしそれが公開の場で、議論できない原因、要因は無数にあること、それを日本村の村八分の立場から訴え続けているわけです。

この記事に快哉を叫んでも、記者さん大変かなとさえ懸念するのです。何しろ日本村ですから。

H17 9 21 . I,SHINOHARA.