『鳥インフルエンザ問題の今後(80-1)』



小委員会の発表を受けて報道は一斉にヤミワクチン疑惑に集中し、こちらへの問い合わせもそれが中心になった。農水省は違法なワクチンの使用が確認できれば、刑事告発も検討する(NHKニュース)とまで云って居る。

しかし、そう言い切ったからには無論、立証責任は農水省にある
養鶏業者から聞き取り調査を進める必要があるなどと呑気なことを云って居る場合ではない。立証出来ない場合は農水の自爆テロにもなりうる。何しろこれまでにさえ不確かなまま100万羽もの鶏を強権で殺して来た手前、ただで済む話では有り得ない。

本当に覚悟を決めるべきで、こうなったら絶対ウヤムヤは許されない。グアテマラ株など黄砂と共に隣国から野鳥に乗っていくらでもやってくる。ただそれを証明出来ないだけだ。ならば人為的ワクチン接種を農水側はどうやって証明する気だ。最大の侮辱を受けた養鶏業界も不退転の決意で当たるべきだ。自分の生産物にほれ込むくらいでないと物は売れない。身内に悪がいると疑えば戦いに勝利することはおぼつかない。魔女狩りなど断じてやってはならぬ。

目標はひとつ、限りない鶏の虐殺を食い止めて、その責任を行政と委員会に取らせることだ。彼らが一罰百戒で殺戮を繰り返す言質は取れた。この戦争、鶏共の為に受けて立つべきだ。断じて行えば鬼神もこれを避く。決して魔女狩りの誘惑にのってはならぬ。目的を取り違えてはならぬ

H 17 9 2 午後7時 I,SHINOHARA