１２年度栃木合宿、大成功！

　　　　　　　　　　　　　

バスでの移動 　昨年は電車での移動が好評でしたが、今回は宿から体育館が遠いということもあり、バスを借りました。豪華なバスに子どもたちは大はしゃぎ！
山登り 　初日は体育館が午後からということもあり、体力向上を兼ねて登山に挑戦。頂上での名物「お団子」には大喜びでした。途中石段ダッシュもさせられ、地獄の合宿が始まったという気持ちにもなったことでしょう。
初日の練習　 車初日はツーメン、スリーメンなどの速攻の練習をとにかく繰り返しました。コーチたちに怒鳴られながらも、歯を食いしばってがんばる子どもたち。この苦しさが必ず後で生きてくるんだよ。
大平東ミニバス 　体育館をお借りした栃木県の大平東ミニの子どもたちとの合同練習となりました。６年生２人、５年生７人のチームです。みんな素直で優しい子どもたちでした。３日間で、すっかり仲良しになりました。
夜ごはんはよく食べていました。初日の夜だけにまだまだ元気です！
恐怖の怪談 　恒例の「怖い話」です。女子の中には泣いた子がいたとか。 　明日はきもだめしもあるぞ〜
７キロマラソン　 　これも恒例となりました。今年は学校を出て、運動公園の周りを１周して帰ってくるというもの。 　周囲はすばらしい景色いっぱいです！
あまりの暑さでリタイヤしてしまう子もいましたが、ほとんどの子が最後まで走りきりました。 　これだけの距離を普段走る機会というのはなかなかないことです。きっといい経験になったことでしょう。
交流試合 　午後は、地元のチームとの交流試合です。疲れも出始めていたようですが、試合となると張り切る子どもたちです。 　応援に駆けつけてくれた団長も審判をして下さいました。
男女仲良くお祭りへ！ 　地獄の合宿２日目も無事終了。かなり疲れているはずなのですが、宇都宮の祭りには元気に出掛けていきました。 　「必ず男女のグループを作っていくように」と指示したため、バスの中は異様な盛り上がりをみせました。堂々と誘う子、最後まで恥ずかしがっている子などなど・・。見ていてほほえましいものでした。
３人兄弟のため、今まで一人でたこ焼きを全部食べたことのないというＤ二郎くん。一人で１パック全部食べるのが夢だったそうです。最初の日から彼の頭の中はたこ焼きでいっぱいでした。 　これは夢がかなう瞬間です。 　この後、みんなで城跡公園まで歩き、そこできもだめしと花火を楽しみました。
これも恒例となりました。合宿２日目ともなると無防備なんだな〜 　書き放題でした（笑）
Ｙ平くんは毎年やられるなあ（笑） 　これを書いたのは、コーチじゃないぞー！
３日目　 　最後の日は、男女混合のチームを８つ作り、トーナメント戦をしました。すっかり仲良しになった大平東の子どもたちも同じチームとなり、盛り上がりました。
到着　 　大平東の子どもたちとお別れしたあとは、地元のプールで遊んできました。 　そして午後５時に戸田に到着。行く前よりもたくましくなって戻って参りました。

子どもたちへ（バスの中で話したこと）

　地獄の合宿はどうでしたか？コーチたちにたくさん怒鳴られ、つらかったことも多かったでしょう。
　練習中、「失敗しちゃった」という人もいましたね。
　でも失敗してもいいんです。いい加減にやって成功するより、がんばってみて失敗する方がよっぽどいいのです。失敗から学べることが多いのですから。
　
　大事なのは、失敗した子の周りの子どもたちの反応です。
　そのとき、周りの子たちは何をしていましたか？

　何もしていなかったのなら、これからは失敗してしまった子に声をかけてあげましょう。
　「ドンマイ」「次、がんばろう」「ファイト」
　何でもいいのです。
　
　それがチームワークです。
　合宿で今まで以上に仲良くなったチームメイトに、優しい声をかけてあげられる選手になってほしいと思います。

　それから、もう一つ。
　この合宿を支えて下さった全ての方に感謝の気持ちをもってください。みなさんは、ツアーに参加したお客様ではありません。本当は自分たちの合宿なのだから、自分たちでやらなければいけないのです。
　もちろん全てのことを自分たちだけでできるはずもないので、手を貸してもらうことも必要です。しかしやってもらうことを当然と思うのは絶対に間違いです。やっていただいたときには必ず「ありがとうございます」の一言を忘れないでください。

　浦和レッズのサッカーの天才児小野選手は、宿に泊まったときなど食事を作ってくれた人、荷物を運んでくれた人、とにかく自分に関わった全ての人たちに必ず「ありがとうございます」と言って頭を下げるそうです。
　
　応援、協力してくださる人たちなしに、我が戸田ミニはあり得ません。感謝の気持ちを忘れずに、ますます強いチームを目指しましょう。
　

１１年度合宿