自作PCコーナー(おとうさん担当)

新居取得計画我が家の家庭内LANでご紹介した通り、平成11年に自宅を新築して、ISDN+ルータにて家庭内LANを実現しています。

しかし、実は我が家にはノートPCが一台あるだけで、LANがあってもそれに繋がっているのは1台だけとう状況です(^_^;)。しかも、そのノートPCも当初LANを設定した際に調子がおかしくなっている始末でした。

そこで、おかあさんがゆうたきんと一緒にけいたくんの出産里帰り中にこっそりと(^_^;)デスクトップPCを自作することにしました。

ここでは、次の3つのことについて紹介しています。


デスクトップPCの自作

皆さんご存知の通り、PCの自作は既に一般化していて、ごく普通の方が部品さえ揃えれば組み立てられる時代です。

我が家の場合、いかに安く、場所を取らず、短時間で組み立てることができるかが問題です。

いかに安く、は家も建てて子供も2人になりこれからお金も掛かるのに、何の役に立つかも分からないPCにお金を掛けている場合ではないことが理由です。

場所を取らず、は元々ノートPCを設置していた場所に置くことになるわけですから設置面積は小さいに越したことはありません。

短時間で組み立てる、は里帰りしている期間に組み立ててしまわないと、お金が掛かっていることがばれる、というのもありますが、何よりゆうたきんがいるときに組み立てるということがどれだけ無謀かということを意味しています。

そこで、けいたくんが産まれて里帰りが予定されている期間に組み立てることを計画して、その前に必要なパーツを購入していきました。

我が家のPCのスペックは以下のとおりです。

種類
名前(メーカー)
説明
CPUCerelon500MHz(Intel)Coppermine前の当時最速も既にラインナップから消えている(^_^;)。もっとも、それほど重いことをする予定がないので、これでも快適。
MBSY-7VCM(SOYO)Appolo Pro 133Aチップセット。サウンドオンボード。設置面積を押さえるためMicroATXのMBから機能を検討してこれを選択。
ケースEN-7150(ENLIGHT)MicroATXでSeventeamの200W電源というスペックにつられて格安で購入。あとで後悔のもととなる(^_^;)。
メモリ128MB PC100(NB)バルク
HDD15GB(Maxtor)
FDDバルク
CD-ROM32倍速(AOpen)バルク
シークエラーを起こしやすいような気がしますが、ドライブのせいなのかCD-ROM自身のせいなのかいまいち不明。
VIDEOバルク
2D処理のみなので最低限。
LAN家庭内LANなので(^_^;)
マウスUSBスクロール
キーボードHappy Hacking Keyboard Lite(PFU)省スペースの定番。101キーボード。
ディスプレイ15インチTFT(三菱)唯一高価品。設置面積を考えると仕方のないことと割り切ってます。
OSWindows2000ProfessionalHDDと同時購入のOEM版

とにかく、本体が今ある机下に置けて、机上の設置面積がノートPCと比べてそれほど広くならない、しかも安くということでパーツを選択しました。

その意味では問題ない出来だったのですが...。


デスクトップPCの静音化

ことのはじまり

以前使用していたマシンはLet's Noteで、これは排気ファンがついていることもあって、結構な音を発していました。しかし、さすがにノートPCですから、デスクトップマシンに比べるとはるかに静かです。

自作PCで作成したPCはとにかくうるさい(^_^;)。実はスペック表には書いていないのですが、はじめはケースファンもつけていたのですが、あまりの騒音に即座に外してしまいました。

冬に電気ファンヒータをつけてもそれに負けない音を出します(^_^;)。メーカ製のデスクトップは静音設計されていて、ノートPCなみに静かです。そこまでは無理にしてもせめてファンヒータをつけたら音が聞こえないレベルにならないものか...。

というわけで、自作早々ではありましたが、もともとのお金を掛けないでという目標を忘れ(^_^;)、静音化を施すことにしました。

参考にしたこと

PCの静音化に関する以下のサイトを主に参考にしました。

やったこと

上に挙げたサイトを参考にして、以下の対処をすることにしました。

  • ケースを換える
  • SmartDriveを導入する

ケースを換える

静音化でまず手を加えるべき点として電源ファンがあります。上記のサイトでも、電源を交換する(もしくは電源ファンを交換する)という処方が紹介されています。

しかし、上記ケースはMicroATXであり、電源形状も特別です。普通に売られているATXの電源を後付けするのは難しそうです。

また、既存のケースの問題点として、ベイの問題がありました。一応、5インチベイが2つ、3.5インチシャドウベイが2つあるのですが、3.5インチベイの方にHDDを取り付けようとするとねじ穴が合わず、仕方なく片方だけねじ締めした状態で使わざるを得ないという問題、5インチベイに取り付けると、同様に一番上のベイもすべてのねじ穴を使うことが出来ないという問題がありました。

そこで、これらの問題を解決するためケースを買い換えることにしてしまいました。

幸いにも、USERS SIDEにて、ENERMAXCS-618QXという電源もそれなりに静かで、ミドルタワーとしては奥行きの少ないケースがあったので、それを購入することにしました。

Smart Driveを導入する

次にやったことは、HDDの静音化対策です。

うちのHDDはそれほど大きな音を出す方ではなかったのですが、新しくIBMのHDDを増設したら、上述のベイの問題もあって、音源に変身してしまいました(^_^;)。

そこで、同じくUSERS SIDEにて入手可能なSmart Driveを導入することにしました。

Smart DriveはHDDをアルミのケースに封入して音を消すというものですが、放熱の問題もあってあまり高速なドライブを入れると問題が発生しうる(Smart Driveでは高速HDDも可とありますが)のですが、幸いにも私のところのドライブはどちらも5,400rpmとそれほど高速ではありません。

お試しということで1台のみ購入しました。

効果のほど

以上の対策を施したところ、騒音は結構改善されました。

電源ファンは明らかに改善前よりも静かです。HDDは実はスレーブドライブの方だけ入れているので、常時アクセスする方が剥き出しのままで効果は半減しているのですが、立ち上げ時のアクセス音はかなりレベルが下がっています。もう一方のHDDもSmart Driveを導入すればかなりの効果が期待できます。

静音以外にもケースを換えたことにより、MicroATXではケースが狭く、ケーブルの接続などに大変苦労していたのですが、ATXに換えて広さに段違いの余裕があり、作業がしやすくなったという効果がありました。

今のところ、満足のいくレベルにあるので、あと1台Smart Driveを導入する以外には対処しないつもりです。機会があれば、CPU周りの静音化にもチャレンジしたいと思っています。


ノートPCのLinux化

工事中


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