2003/12/1~12/31

告知--小川敦生 --12月 1日(月)11時52分
はじめまして、こんにちは。
クエイ好きなものなんで、ちょくちょく覘かせてもらっています。

突然ですが告知をさせてください。
種々雑多な嗜好の人に興味を持ってもらえたら…と失礼します。
不適切であれば、お手数ですが削除をお願いします。

僕は一筆描きを得物とする者です。
現在、代々木にあるギャラリーOFF SITEで個展をしています。
今回はガラス板に直接刻んだドローイング。
この展示会場での催しもの。

■小川敦生展 “Rendezvous” 関連イベント
【Ja,Konrad !】***bent trad, circus sound, children's song, toy music***
12月5日(金) 20:00 START
dj : 小川敦生
guest : 秋山徹次、伊東篤弘
\1000(1drink付。アルコール類は+\200)
at OFF SITE
渋谷区千駄ヶ谷5-23-7 TEL/FAX:03-3341-5557
http://www.japanimprov.com/offsite/offsitej/index.html

作家のDJばかりでは心許ないので、アメリカIDEA RECORDSから傑作ギター・ソロ・アルバムをリリースしたばかりの秋山徹次さんに1曲演奏をお願いしています。
http://www.japanimprov.com/takiyama/index.html
http://www.idearecords.com/
それにOFF SITEオーナーにして蛍光灯使いの伊東篤宏さんを加えた2人で、僕の選曲にツッコミを入れてくれるという布陣。
http://www.japanimprov.com/aito/index.html
会場の性質上音量が制限されるため、実際DJというよりは奇妙な音楽鑑賞会とでも予期してもらえれば。
気が向けばMaurice Blackburn(カナダのアニメ作家Norman McLarenの音楽担当)の音源などもかけるかも。
時節柄、クリスマス・ソングも用意しています。
興味と時間のある方はようこそどうぞ!

そういえば会場のOFF SITEはペヨトル工房の在庫を扱ってもいるのですが、一昨年の個展の際にチェコ・アニメ関連の出版物を探して訪れたという人を何度か見かけたなぁ。

初見参ながら長々と失礼しました。
それでは、よろしくお願いします
NHK BS-2 地球に好奇心--猫丸 --12月 2日(火)20時29分
NHK BS-2 地球に好奇心
人形アニメの魔術師たち チェコ・若きクリエイターの挑戦 
1/17(土)19:45〜21:00
チェコ共和国には日本やアメリカとは異なる独特のアニメーション、『人形アニメ』の世界がある。デジタル技術を駆使してつくるのではなく、膨大な手間と忍耐をかけて創作する。人形や背景を1ミリ単位で動かしながら、1コマずつ撮影、1日かけてわずか5秒しか撮影することができない。15分の短編に3年かけることもあるという。人形アニメを担うのはチェコ国立芸術大学のアニメ学科を卒業した若者たち。1学年わずか5人、少数精鋭の教育が施されている。いま11月の作品発表に向け、全力で作品を制作中。なぜ、チェコでは「東のディズニー」と呼ばれるほど、独自の人形アニメが発達したのか?その創作の秘密とは何か?新しきクリエイターたちの活動にせまる。
※先の話で申し訳ない。
チェコ映画DVD--ノーティカルマイル --12月 4日(木)20時56分
チェコ怪奇骨董幻想箱 Vol. 1
2004年2月27日発売予定、DVD3枚組、14,400円(単品: 4,800円)
「闇のバイブル/聖少女の詩」(1969年)監督: ヤロミール・イレシュ
「モルギアナ」(1972年)監督: ユライ・ヘルツ
「ナインス・ハ−ト」(1978年)監督: ヤロスラフ・クチェラ

↑「モルギアナ」監督のユライ・ヘルツって、「部屋」に出演した人でしょうか?
ユライ・ヘルツ--猫丸 --12月 5日(金)07時02分
「チェコ怪奇骨董幻想箱」しかし大袈裟なタイトルですねぇ。
イレシュの「闇のバイブル」はお薦めです。
ユライ・ヘルツは、実験映画の定期刊行物(手元に無いので書名が判らない)にシナリオが掲載されていた事があったなぁ。IMDbによると「部屋」に出ていた人と同じみたいですね。
http://us.imdb.com/name/nm0381229/
申し訳ない--猫丸 --12月 5日(金)08時31分
> 実験映画の定期刊行物…
は、間違い。ユライ・ヘルツじゃなく、パヴェル・ユラーチェクだった。と思う。多分。。。
質問が・・・--CHIKA --12月 5日(金)20時56分
書き込み久しぶりです。このところ子供が熱を出して身動きとれないCHIKAです。

さて、私の知り合いがこんな事を・・・
「アートアニメで、手足が車輪で城のまわりを駆け回る猿?の人形
悪者の女王がいて、その部屋には、頭部だけがいっぱいガラスのショーケースに入ってる
という不思議の国のアリスをテーマにしたであろう映像
誰かご存知ありませんか?」
との事です。

ご存じの方いらっしゃいますでしょうか。よろしくお願いします!
http://www.geocities.jp/chika_de_pooh/
オズのオズマ姫--猫丸 --12月 5日(金)22時47分
に、頭をすげ替える王女(だったかな)ラングイディア姫って言うのが出て来て、さらに手足の先が車になったクルーマーって言うのも登場しました。邦訳はハヤカワ文庫から出ていて、新井苑子がイラストを描いてました。
だから多分映画はディズニーの「オズ Return to OZ」じゃないかなぁ?。クレイアニメのウィル・ヴィントンWill Vintonが特殊効果やってました(実は未見で当て推量)
手足に車輪のついた人たち--mymula --12月 6日(土)10時20分
のことはすぐに頭に思い浮かんで、ずううっと考えていたのですが、
どこの何で見たか思い出せず。うーん、テリー・ギリアムとかそのへんの
ような・・・でももっと子ども向けだったような・・・。「シザーハンズ」みたいな、
あんな感じで・・・とかぶつぶつ言いながら検索で調べていて、
「オズ Return to OZ」のことにはすぐに当たりました。私、観ているのです。
けっこう気に入った記憶はあるのですが、細部が・・・。ああ、でもそっか、
あのノーム王の顔(がSFX)。それから頭をすげ替えるあのやなお姫様か!
というわけで、車輪の人たちと頭の件に関してだけなら、オズで間違いない
と思います。もう一度観たいなー。当時、広告の映像にひかれて(その頃
まだクレイアニメなんて観たことなかったから。1985)、映画なんかお金なくて
滅多に観られない年頃に劇場まで観に行ったのですよ(笑)。
レンタル探してみよう! あれって、ディズニーだったのですねー。
ありがとう!!--CHIKA --12月 6日(土)11時50分
猫丸さん、mymulaさん、さっそくのお返事ありがとうございます!!
お友達に連絡しますね。
こちらに聞いて正解でした。
ホント、ここはアートアニメに関してはどなたかが必ずご存知でとても勉強になります。
ありがとうございました!
球体関節人形展 DOLLS OF INNOCENCE 人は何故自分の似姿を造りたがるのか。--猫丸 --12月 9日(火)08時41分
2004年2月7日(土)〜3月21日(日)
東京都現代美術館:企画展

2004年春公開映画「イノセンス」の重要なモチーフとなっている「人形」にスポットをあてた本格的な美術展。 監督押井守自らが監修者となり、人形作家および出品作品を選定。四谷シモンや吉田良など著名な人形作家の作品が150点以上も展示されるかつてない規模の人形展。
館内では映画制作のために数年間に渡ってロケハンした貴重な写真映像の展示や特殊なスクリーンでのプロモーション映像の上映も行う予定。
また、会期中、映画中に登場するイノセンスの人形の実演制作も実施予定。
押井監督のサイン会、トークショーも実施予定(日程未定)。
会場では、映画「イノセンス」や本展のテーマでもある「人間は何故こうまでして人の似姿を創るのか」を見るものに問いかける。

http://www.mot-art-museum.jp/
http://www.innocence-movie.jp/information/event/kyutai.html
「蓮如とその母」上映会(大阪)--猫丸 --12月 9日(火)21時27分
「蓮如とその母」(1981年、川本喜八郎作品)上映会
日時:'03年12月21日(日) PM1:30〜
講演:安東民兒(プロデューサー)「川本アニメの魅力と映画作りへの道」
   PM1:30〜講演 2:00〜映画上映 終映後質疑応答あり
会場:茨木市・ローズWAM(茨木市立男女共生センター)
   http://www.city.ibaraki.osaka.jp/wam/
参加費:一般1800円  プラネット会員/中学生以下1500円
問合せ:プラネット映画資料図書館
 〒530-0027
 大阪市北区堂山町15-2関西中央ビル別館203
 Tel: 06-6364-2165 Fax: 06-312-8232
 e-mail:planet1@m11.alpha-net.ne.jp
http://planet1.at.infoseek.co.jp/
感動--スミ --12月10日(水)00時09分
感動してます。こんなにインターネット(パソコンか?)に感謝した事ないです。
たまたま、別の事を検索していてその中に「DVDアリス〜シュワンクマイエル云々〜」
の文章に「!!!!!!」えっ!DVD?何だって?アリス?手に入るの?!うっそー!!
かれこれ13年前に深夜のTVでアリスを見て以来はまり、ヤンを始めクエイ兄弟のビデオを
買ったり、上映会に出かけたり(一人で。何となく人を誘えないのは何故?)してたのですが、
一番もう一回観たいアリスは手に入らないし、上映もしてくれない・・・今まで忘れた事はなかったよ(ウソです、ここ何年かは忘れてました)。
でも、あの映像はほんとにくっきり、はっきり覚えているんですね。
すごく、衝撃的で、釘付けでした。
そして、このHPを拝見しまして現在、DVDがいとも簡単に手に入ることを教えて頂きました。
それ以外にも素敵な情報がたくさんですね!
4年前に東京から岩手に越して来て、すっかりヤンの世界とは程遠い生活でしたが(だってあまりにも今、健康的)、昔の感動が呼び覚まされ、ずっと探していた物に出会えた嬉しさでいっぱいです!あと、こんなに、ヤンシュワンクマイエル好きがいるって事もすごいな〜と思いましたが当たり前ですね。
・・・・ありがとうございます!・・・
うわー、行きてー--えんどー --12月10日(水)00時12分
>『蓮如とその母』
未だめぐり逢えない憧れの一本です。
上映会ですか、茨木市ってどこですか?どちらにしても関西でしょうね。
早くソフト化してくれないかなー

川本先生、先日NHKのスタジオパークに出演されてたと聞きました。
ゆうべは「ロシア語講座」にノルシュテインさんが出てましたね。

って、こちらに書き込むのは久しぶりかも…
サンダーバード--猫丸 --12月10日(水)19時46分
えんどーサマ
> 茨木市ってどこですか?どちらにしても関西でしょうね。
そうです、京都と大阪の間(大阪寄り)です。

――――――――――――――――――――――――――
人形じゃなく、生身の人間がやるんですねぇ。
サンダーバード
http://www.thunderbird-movie.jp/
スタジオパーク--Green --12月13日(土)03時21分
>> 川本先生、先日NHKのスタジオパークに出演

自分の席からちょっと離れたところに音なしでついていたテレビがあって、偶然そこに映っているのを少しの間だけ(さすがに仕事中食い入るように見つづけるわけにも行かないので…) 見ていたのですが、
人形が紹介されていた時間帯がいくらかあった(確か人形劇のだったと思うのですが…忘れました…)あとで、「冬の日」の脇の句と思われる映像が10秒かそこら流れ(これは何だかユーモラスな感じでした)、
次いでスタジオのテーブル上に乗った人形(映像で用いられていたもの)を川本氏が少しずつ動かして見せていました(アニメーション撮影法の解説をしていたのだと思われます)。

私が見られたのはそれだけでしたが、全体を見た方(あるいは音声もちゃんと聞かれた方) っておられるのでしょうか…
(因みにロシア語の方は番組表を見て気づいていたのに見逃しました……)
ビデオのヘッドクリーニング--momonuga --12月16日(火)12時49分
どなたか詳しい方ご紹介願います。
ビデオのヘッドに黒いタールのような物がくっついてます。
おそらくレンタルビデオのせいとは思いますが、
綿棒で拭くととれました。一応。画質は良くなりましたが、綿棒には何も付けずに
そっと拭きました。
質問
1.エタノールなんかを使用しても良いのでしょうか?
2.湿式クリーニングは、液体は何を使用してるのでしょうか?
スタジオパーク--CHIKA --12月18日(木)23時49分
私も見ていません(T_T)
気付いたのは数日後、朝日新聞の読者投稿欄で知った次第です。
事前に知ってたら会社休んで見に行ったのにな〜。
スタジオパーク、--mymula --12月22日(月)00時46分
川本さんの、いつもの飾らないお喋りが、気持ちのいい番組でした。
人形美術家という肩書きでいらっしゃるんですね。もうじき79歳・・・。
人形劇「三国志」(1982から1年半)の当時のお話とか。全部で400体くらい
作られたのだそうで、人形は、張り子紙で作って、外側が羊の皮になっているとか。
人形は、デッサンはせずに、台本を読んで、人形が寄ってくるのを待つのだそうです。
自分は人形が生まれる助産婦みたいなものとのこと・・・。
大変だったのは孔明で、四体目くらいでようやく「私は孔明だ」と言ってくれたのだ
そうです。当時の繰演スタッフの実演もありました(あんなに女性のかたが多かった
んですね)。人形のこしらえてある、目のからくりのお話なども。
今は「項羽と劉邦」をなさりたくて、企画が通っていないのに(笑)、もうお人形を
作っていらっしゃるとか(「三国志」のときもそうだったそうな)。
その後、東宝の美術部にいらしたときのお話が少し。
東宝にいたとき作っていた人形が雑誌に載って、それに目をつけられたのが
飯沢匡さん。文学座の美術公演で人形を作ってほしいといわれ、その後、
飯沢さんと組んで、人形を写真にとって絵本にする企画をやって、だんだんと
人形に入っていったお話。
(そもそもおばあさまが作るのを見よう見まねで小さい頃から紙人形を作って
いらして、小学校行くようになって布、3年生のときには粘土の人形で賞も。)
それでも、自分でも人形を仕事にしていいのかという悩みはずっとあったそうで、
ただ、それを誰も変だと言わなかった、それがよかったのだそうです。
お母様も、「人形屋になるといいよ」と仰ったそう。
その後人形を使ったアニメーションはCMなどで10年ほどやっていたのだけれど、
飯沢さんにチェコに人形アニメーションがあると、トルンカのことを教えてもらって、
輸入するかどうかを決める税関の試写会を、飯沢さんと観に行って
(「王さまの鶯」<夏にやりましたね)、感動して、トルンカに手紙を出したら、
素晴らしい返事をいただいて、チェコへ。行ってから8カ月くらい会えなかった
そうですが。
「人形は人間のミニチュアではない」「人形には人形の世界がある」「日本には
歌舞伎や文楽、能などの様式的な芝居がある、そういうアニメーションを作っては
どうですか」と言われて、目から鱗が落ちたそうです。
それから、監修なさった「冬の日」の、ご自分の作った芭蕉の人形を使って、
一こまずつ動かしていくアニメーションの基本のお話。「冬の日」の宣伝。
そのあとの視聴者の方々からの質問に答えて、作品に関しては、
「死者の書」のお話も。一こまサポーターのこともそうですが、南家の郎女の
人形が出てきました! 「火宅」や「道成寺」とも違う、とても個性的な顔の
女の人でした。うれしかったです。
エネルギーの源はやはり人形だそうで、人形から出てくる気をもらっている、
人形はお仕えするべき神様のような存在だということです。
好きな映画は? ということではノルシュテイン、バック、トルンカをアニメーション
の監督ではあげていらして、ほかには黒沢監督、成瀬巳喜男を。

遅くなりましたが、こんな感じです。
見たまま、あまりちゃんとまとまっていなくて、読みにくくてすみません。
はじめまして--鈴木 --12月22日(月)02時28分
ちょっとおききしたいんですが
この冬に念願のチェコに行く事になったのですが、
トルンカスタジオってどこにあるんですか?
そして見学は出来るのでしょうか?
御存じの方いらっしゃればおしえてください

>管理人様
ヤン巡礼ツアー日記参考までに読ませていただきました
とても参考になりました!ヤンのギャラリーの場所も分かって良かったです。
オルシャニイ墓地、ぜったいいってみますねー
わたしはチェスキークルムロフに2泊、プラハに3泊してきます
鳥獣戯画--猫丸 --12月26日(金)08時45分
12月28日(日)NHK衛星第1 深夜0時〜1時50分
アニメのルーツ〜鳥獣人物戯画 不思議ワールド
日本アニメのルーツとも言うべき国宝・鳥獣人物戯画。スタジオ・ジブリの高畑勲が、アングル移動や場面転換など、現在のアニメでも使われる様々な技法を解説。
また、講談師・神田山陽の案内で、その物語世界を探訪。不自然な継ぎ目などが見られる現在の姿と、模本や断簡などの資料を比較しながら、鳥獣人物戯画の12世紀に作られた当時の姿を推測する。

1月2日(金)NHK教育 午前5時45分〜6時30分
思い出の日曜美術館(再)「私と鳥獣戯画〜手塚治虫」
鳥獣戯画を日本のマンガの元祖ととらえ、折に触れて細かく観察してきたという手塚が、鳥獣戯画への思いを語る。
今年もお世話になりました--koro --12月31日(水)06時28分
今年は、引越しして遠くなちゃったけど、がんばって
映画観にいったな〜。
『ミトン』もず〜〜っと楽しみにしていて年末に娘とがんばって
渋谷まで行ってきました。
子供もだんだん大きくなって来て、一緒に行ける範囲が広く
なって来たことがうれしいです。
来年もどっぷりアニメーション漬けにしていきたいと(笑)思っています。

では、また来年お会いできることを楽しみにしております。
皆さんどうぞ良いお年を!
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