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過去日記


2003/10/25〜30

あれは1993年のことですから、今から10年も昔のことになりますか・・・。
当時の司書は、蜀の大丞相の若い頃のように、辺地で晴耕雨読の生活を送っておりました。
後の変わりぶりからは想像も出来ないかと思われますが、当時の司書はそれはそれは心穏やかに健やかに過ごしていたのです。

そんなある日、いつものように勉学に励んだ後、家で一休みをしようとリビングで珈琲などを飲んでいた時、ふと机の隅に置いてある1冊の本が目に入りました。
その頃の司書は、読む本といえばジャンプやマガジンやサンデーといった、極々普通の人々が読むべくして読む本を楽しんでいたのですが、その司書がこれまで読んだことないような華やかな表紙が目を奪いました。
恐らく妹が置き忘れていたのでしょう。思わずその本を手に取り、パラパラと捲っているうちに・・・あっという間に司書はその世界の中に引き込まれていったのです。そう・・・まさにストーリーそのままのように。

さらに、司書はその本の続編がないかを家中の本棚を探し回り、当時4巻まで出ていたコミックを発見・・・さらにどっぷりと浸かっていったのです。
そして・・・生まれて初めてアニメビデオを購入したり、声優イベントに参加したり、同人誌のジャンル買いを覚えたり、グッズの買い漁りをしたり、初回特典に命をかけたり・・・その後の司書の生きていくための行動スタイルを、その作品は少しずつ確立していきました。

しかし、その漫画も完結し、司書も他の作品に心奪われるようになり、何時しか司書の心の大半を占めていたその作品は、胸の引き出しの奥深くに仕舞われ、思い出すこともなくなっていました。



しかし! だが、しかし!!

今週日曜に本屋に寄った時の事、その続編が見事にスタートしており、単行本の第一巻が出ていたのです!!なんということでしょう!司書の心のイナーシャーは再び猛烈な勢いで回され始め、火薬カートリッジで一気に点火、その後の経験から排気タービンや高オクタン燃料を満載していた、司書の胸のエンジンに火を付けてしまったのです!

若さって何だ! ふりむかないことさ! 愛って何だ! ためらわないことさ!!!

あばよ涙、よろしく勇気!そう、まさに7年ぶりの暴走が再びスタートしました!!長刀を持った多喜子さんが微笑むその表紙は、司書の心に語りかけてきました・・・そう、まさに声を聞いたのです。

言葉は要らぬ!ただ刮目せよ!!



こうして司書の「ふしぎ遊戯 玄武開伝」との出会いが・・・「ふしぎ遊戯」シリーズとの邂逅、そして再び激しい魂の雄叫びを上げる日々が始まったのです。

今の司書しか知らない人には分からないでしょう。当時の司書の・・・俺の・・・俺のこの魂の震えが!!
あの頃の司書は、まるでタリスマン保有候補筆頭に上げられるようなピュアな魂を持って、この作品に情熱を捧げていたのです。当時を知る人は皆言葉を揃えてこう言うでしょう。「あの頃のお前は凄かった」と。

例えばの例を挙げましょう。1995年に「新世紀エヴァンゲリオン」というガイナックスのアニメが放映されておりました。当時のテレビ東京の18時からでしたか。今でも絶大な人気をほこり、当時は社会現象にまでなった作品です。
しかし、司書はこの著名な作品をロクに見ておりませんでした・・・なぜなら、その翌日の木曜日に放映されていた「ふしぎ遊戯」を楽しむ為に、前日は先週放映された回を見直していたのです。そう、1週間で3回も繰り返し見ていたのです!

時間がないこともありますが、今の司書は同一作品を3回も見直すことはまずありません。しかし当時は、「3回でも少ないよなー」とか思ってました。
EDの際にちょっと前までやっていた「ガンダムSEED」のように台詞と歌が被る演出をしていたのですが、カラオケで全話の台詞付でEDソングを全て歌いあげることが出来ました(流石に今は無理ですが^^;)



あの魂が再び復活するのです。司書も自分がどうなってしまうか分かりません。だが、一つ言えることがあります。明日からの俺は、昨日までの俺とは違う!そう、まさに「山のフドウ」のように、守るべきものを見つけたのだ!

叫び疲れてしまったので、作品紹介は次回に続きます(笑)



2003/10/25〜26

日記の更新が全く追いついておりませんが、色々と忙しいのですよ。
今週乗り越えられれば、ちょっとはマシになるのかなー??(多分、淡い夢なのでしょう)



巷でちょっと話題になってる「kILL・BILL」をロードショウで見てきました。
「本当にコレはロードショウなのですか?」と、疑問に思ってしまうような悲しい客の入りでしたが、「ひょっとしたら、メチャクチャ混んでて、代わりに「太陽の法」見る羽目になるかもなー」とか思っていた司書としては、嬉しい限り。

で、中身・・・人には薦められませんね、これ(笑)
日本を思い切り勘違いしている(しかも確信犯)のタランティーノ監督が作っただけあり、「映画秘宝」が大プッシュしている作品でもある為、雰囲気としてはいかがわしい奴がプンプンしています。
中身もその匂いに違わぬ出来でした・・・。

「マトリックス」で黒服グラサンのお兄さん達と、1対100のバトルをするシーンがありますが、この作品にも似たようなシーンが出てきます。
「マトリックス」はやられた兄ちゃん達が吹き飛ぶのですが、「KILL・BILL」では手や足が飛びます。脳が吹き飛んだり、切られたところから、血が噴水のように出てくるシーンも満載です。

逆手で書いたような「オキナワTシャツ」や、武器は鉄球という「ゴーゴー夕張」お姉さんといった、もう突っ込みどころ満載の作品です。かなりあざといので、ネタとしては使いづらいのですが(笑)
まあ、将来的には、「なんかこれって、まるでキル・ビルみたいだよねー」みたいな会話がしやすそうなので、見に行った甲斐はあったかと思いますが。



「サモンナイト」オンリーイベント、「月に願いを」に参加してきました。
初めて参加するサモナイオンリー、開場ちょっと前に同じくサモナイ3好きの4氏と会場についたのですが、参加者の9割が女性でした。わーこんなイベント参加するの久しぶりだなー。若かりし頃の恐れ知らずの自分を思い出すよー(笑)

会場は東京文具会館で、4階フロアぶち抜きの開催でした。それほど広い会場ではなく、当初60スペースの予定が100スペースに拡大しての開催になったので、会場は凄い熱気(密度高いので)。熱くて大変でした(^^;
ま、下の会場でやってた「まりみて」オンリーよりは、ずっとマシだったのでしょうけど。
しかし、PSのRPG(しかも飯塚武史原画)のイベントの参加者が女性ばかりで、まりみてイベントの参加者が男性ばかり・・・時代は何処に向かっていくのでしょうか?(笑)

久しぶりのこの手のイベントなので、サークルとかは全然気にせず、自分の気にいった同人誌を買うという、本来あるべき姿での参加で、凄く堪能。会場にいたのは1時間ちょっとでしたが、充実したイベントでした。もっといても良かったですが、コスプレ撮影会が15時過ぎからとか、会場の狭さが敗因になってしまったような状況だったので、早めに離脱。
次もあるみたいなので、pioあたりのもうちょっと広い会場なら嬉しいなとか思ってみたり。

しかし、この手のサークルさんの本は凄いですねー。プラチナ・エンボス・パール・化粧紙当たり前の世界・・・。男性中心のイベントの新刊とは雲泥の差です。これも同人文化なんでしょうね。
司書さんは3のギャグ本中心に、あとは2の可愛げなやつを少々購入。のんびり読んで楽しむことにします。ネス×トリ中心のカップリングが未だに続いていたので、もーちょっと変化が欲しかったですが・・・ああ、リューグ×ミニスがあったかな?あの本は可愛くて良かったです。
3はアティ先生中心のようで・・・男女ともに人気のあるキャラってステキですねー。司書はベルフラウ本が一冊しか入手できなくて、シクシク泣いていましたが・・・。



2003/10/24

昨日は「自主企画パブリックビューイング」と称して、大型ディスプレイのある飲み屋で皆で阪神戦を見て大騒ぎ。落ち着いた雰囲気のある店だったのですが、(主に身内ばかりの)有志による「六甲おろし大合唱」で店の雰囲気をぶち壊してきました。
今日もちょっと早めに仕事から帰って来て自宅で観戦。いや、今日も勝って日本一に王手ですよ。今年は阪神ファン冥利につきるなぁ♪



「鋼の錬金術師(6)」(エニックス・ガンガンコミックス 荒川弘著)を購入。
秋からアニメも始まり(まだ一度も見たことないけど)、赤丸急上昇中のコミックです。昔から面白い面白いと訴え続けていた司書にとっても嬉しいですね。6巻はいよいよストーリーの核心に迫るようなエルリック兄弟の昔話がメインです。
正統派少年漫画というのが正にぴったりなこの作品。今が一番旬なので、暇なら読んでみるといいです。



ついでに「エリア88(3)(4)」(メディアファクトリー・MFコミックス 新谷かおる著)も購入。
まあ、何度も再販されているコミックスですが、現在手持ちでないので(実家には確か豪華本があったように記憶)いい機会だし買い集めるのも宜しいかとぽこぽこと。しかしメディアファクトリーって、この間の「マップス」といい、なんだか不思議なコミックばかり再販していますな。何せ抱えているコミック雑誌が「コミックフラッパー」ですからね。さもありなん。

3、4巻は「砂漠空母編」の辺り。主要キャラクターが揃い始めて、いよいよ物語の核心に迫ってきます。
しかし、この2冊だけで、真は「クフィール」「ドラケン」「F/A−18」「F−4」とまあ色々な機体に乗っています。それがこの作品の楽しいところでもあるんですが、中東の貧乏国が、開発した本国でも使っていないような機体を次々と実戦に投入するのはどうかと。「B−1」とか「A−10」とかありえないでしょう(笑)



2003/10/21

中公新書から1998年に出た「信長の親衛隊」(谷口克広著)という本をちょっと読んでいました。
この本は、織田信長の馬廻や小姓といった側近についてをまとめた本なのですが、巻末に人名辞典が付いていて、かなりマニアックな人物まで解説してあって、歴史の本とかで知らない名前とか出てきた時に重宝しています。

その中に信長の小姓についても解説してあるのですが、当時は「蛍大名」という単語があるくらいで、身近な小姓が主君の男色の相手をして寵愛を受けたときには、トントン拍子で出世したりします。信長は色欲と人物評価を明確に分けていたみたいなので、他の大名のように色情で家臣団が分裂するということはありませんでしたが、有名なところでは森乱丸や前田利家辺りが相手したりしてますね。
どちらも幼い頃は可愛い少年だったんだろうな、と思いを馳せた時、そういや、歴史上で可愛い少年って誰だろう?と色々思い返してみたら、「安寿と厨子王」に辿り着きました。

昔、東映動画から「安寿と厨子王丸」というアニメが出ていて、厨子王は北大路欣也が声を当てていたような覚えがありますが、やはり有名なところでは森鴎外「山椒大夫」でしょうか。
と、ここまで思い出して、「そういや、どんな話だっけ?」と分からなくなり、ネットとかで検索して再度思い出し。何せ小学生くらいに読んだ本ですしね。覚えてなくても当然でしょう。

ご存知の方も多いとは思いますが、「安寿と厨子王」伝説は、厨子王の出世物語です。日本昔話的にはそこまで述べられることはほとんどありませんが、この姉妹は平将門の子孫である岩城判官平政氏のお孫さん達です。当時としてはめちゃくちゃ武家の名門ですね。
で、お父さんが悪い重臣の謀反にあって殺されてしまい、僅かな家臣達と「偉い人に訴えてやる」と京の向かっている途中で、悪い人買いに騙されて、丹後の山椒大夫に売り飛ばされてしまいます。

そこではほとんど奴隷の扱いで、昼間は肉体労働に酷使され、夜は折檻というか半分SMの相手をされるような毎日。ちなみに姉の安寿は14歳、弟の厨子王は12歳。山椒大夫は立派なロリコンですね。今の時代にはこういう嗜好を持った人が結構いそうですが。

で、「このままでは駄目になってしまう!」と考えた安寿お姉ちゃんが、厨子王を説得して山椒大夫の元から逃げ出すことにしました。首尾よく厨子王は逃げ出すことに成功しましたが、安寿は「お姉ちゃん・・・もう疲れちゃった・・・ごめんね」みたいな感じで命を絶ってしまいます。

命をかけたお姉ちゃんの囮プレイもあり、安寿は無事に京の都に逃げ込むことに成功しました。そこからは復讐の一念に燃えた厨子王の激闘が始まります。関院右大臣藤原公季にかくまってもらうことに成功した厨子王は、そこでそこでどんどんと出世を遂げ、何時の間にやら平政隆という名前で元服までしました。
覚えの良かった政隆は朝廷軍3000を率いて故郷の岩城に出撃し、お父さんを殺した悪い家臣を皆殺しにします。その功を認められて、山椒大夫の領地である丹波の国主を命じられ、ついでにもう一人の仇にもウサ晴らしをして、めでたしめでたし。


とまあ、こういうストーリーなんですが、ここまで読んでて気付いたでしょうか。安寿お姉ちゃんが凄く萌えるのですよ。お姫様で奴隷身分に墜とされて、自分の身を犠牲にしながら弟を庇う・・・なんだか、鬼畜ゲーの正統派ヒロインみたい。

ちなみにこの物語、江戸時代には「説教物」と呼ばれて、色々と人生のなんたるかを教える題材として、浄瑠璃になったり語りになったりしていますが、西暦1000年ちょっとくらいのお話ですから、形を変えて1000年近く受け継がれてきたものです。


司書も幼い頃にこの話を読みましたが、知識と経験を踏まえると、また違った視点でものを見ることができるんだなぁ・・・と、思ったりした次第。
もっとも、大人になったらこんな思考をする人間になるとは、子供の頃には思いもしなかったものですが(笑)



2003/10/19

情報処理の試験なんかに行ってました。結果は・・・な感じですな。

まぁ、それはそれとして、折角街まで出たのだからと色々な書物を買出しました。司書の家の近所には小さな本屋しかなく、欲しい本を入荷していることは奇跡に近いのです。
普通の本屋に入荷してない本ばかり買っているから、という突っ込みは聞き飽きました(阿呆)



まずは、
「歴史群像シリーズ(特別編集) 実録猛虎伝説」(学習研究社)

この日記では、本なんかのメディアの紹介は「緑色」というルールがあったりするのですが、猛虎色にしてみました。ちなみに通常の「学研歴史群像シリーズ」はこんな色ですが、歴史群像並べたカラボの中に一冊混ぜると、なかなかキラキラと輝いています。

この本読むまで知らなかったのですが、学習研究社はなんか在阪の新聞社と仲が宜しいらしく、このムックの新聞記事も全て「デイリースポーツ」から掲載されています。お蔭で、他の阪神特集本に比べていきなりレベルが高いです。
スポーツなんて本業じゃない出版社のはずなのにねぇ(笑)

ペラっとページを捲ってみますと、まあ「失われた17年」といった記事は「Number」とかでもやってましたが、さすが歴史群像シリーズと言えるのは、1935年の大阪タイガース誕生から今年までを歴史として追いかけているのです。そして、その本のつくりは将に歴史群像です。代表選手の履歴紹介なんて、まるで戦国武将みたい。巻末には学研お得意の阪神歴史年表付。これは阪神本というより、歴史群像シリーズの歴史として保管しておきたいくらい。

ちなみに表紙カバーを捲ると、ちゃんと白黒の縦縞で球団マークがついてました。



続いて、ちょっと前に「ちゆポータル」で紹介していた、チャンピオンコミックスの「カオシックルーン」です。

ジャンプの「遊戯王」に負けるもんかーっっ!と作ったようですが、作者に山本賢二氏をチョイスした時点で、既に暴走開始が約束されたようなものです。
気になったので買ってみたのですが、背表紙のタイトルフォントからして、独特の「チャンピオンフォント」(「らんぽう」とか「エコエコアザラク」なんかが代表例)、しかも赤色で、いきなり子供が引きそうな感じ。

とりあえず、1ページ目から主人公は血みどろで、両親は化け物に食われてます。
カードからモンスター(この作品では「竜」と読んでます)を召喚する時も、ポケモンやデジモン、遊戯王みたいに可愛げのある出現方法ではなく、

(1)カードからいきなり白骨の手が飛び出る。
(2)骨手がカード所有者の腹に腕を突っ込む。
(3)ガパッと腹を引き裂いて。
(4)ズルズルっと「竜」を無理矢理引き出す(なんとなく水っぽく糸を引いたりしながら)。

これ読んで小学生がカードゲームしたくなったら、そりゃ凄いですな。ちなみに妙なところで男女平等で、ヒロインのハカナちゃんもちゃんと腹を引き裂かれて、中から「竜」を引きずり出されます。

あと、戦ってる「竜」がダメージを受けると所有者もダメージを受けるというのもよくある設定ですが、この作品では骨が砕かれ、肉がひしゃげます。負けると所有者死んでるし・・・というか、相手殺してカード奪ってます。

カードゲームから抜け出すためには80枚のカードを集める必要があるそうです。わーい。



次は「小説版オレンジポケット 1.恵留編」です。

我ながら色々と買ってますね。作者の神尾丈治さんは元SS出身で、「とらいあんぐるハート3」の小説版等を書いておられる人。
ネットで何度かお話したことがありますが、趣向が合うのか、書かれたノベルスはデフォルトで全部買ってます・・・というか、選択の余地ないゲームばっかりだし(笑)

本の内容に戻り、1巻はみんなの妹、恵留たん。なんか後付け設定でいきなり人の心が読めるようになってたりしますが、その編はご愛嬌でしょう。話が破綻してるとかじゃないし。
もっとも本書のヒロインは立花柊ではないかと思われます。ゲーム中では、主人公の親友の彼女だった為、脇役に徹してHシーンは一切なしでしたが、小説は視点を彼氏の崋山に切り替えればHし放題です。恐らく本編の中では一番そっち系の体験が豊富だと思われますので、その点は読者サービス満点な作品に仕上がっています。
というか、この人達何者ですか?こういう清純に爛れた環境で司書も生きてみたいです(笑)

さて、この後はいよいよ、「撲殺天使ドクロちゃん2」を読まなければ。



2003/10/17

「聖闘士星矢エピソードG」の2巻がもうすぐ発売です。「星矢」って名前がついているのに本人は登場せず、秋田書店から発売され、作者は車田正美氏ではなく、岡田芽武氏です。
まあ、車田先生本人が原作で名前連ねてるし、「チャンピオンRED」「風魔の小次郎」やってますから、何の問題もないのでしょうが。

で、この作品ですが、星矢ではなく、獅子座のアイオリアが若かった頃のお話。元の原作は、熱血な割に色々とお間抜けな罠に嵌ってしまったりするお茶目さんですが、こちらの作品は後先考えない突撃ボーイとして描かれています。

1巻では熱いハートで小宇宙を呼ぶぜ!って感じで、色々な事件を解決したりしているのですが、2巻からはこのシリーズの敵役、「ティターン族」とのバトルが始まります。
このティターン族の皆さんが復活を夢見ているのは、天空神「ウラノス」を封印した時間神「クロノス」なのですが、彼等はクロノスのお母さんである地母神「ガイア」から貰った「楚真(ソーマ)」って鎧を纏っています。

武器が変形した鎧で、神が創った鎧だから絶対壊れないし、武器が変形しているので物凄い攻撃力付という、なかなかとんでもない防具です。
それに比べて聖闘士達は、ガイアの息子のゼウスのそのまた下のアテナから貰った「聖衣」ですから、すでに装備が2ランクも下。「せいどうのつるぎ」で「はがねのつるぎ」に立ち向かうようなものでしょうか。

当然、そのような防具に一つ覚えの「ライトニングボルト」で挑んだアイオリア君は、金色に輝いて絶対壊れないはずの「聖衣」を破壊された上に左手まで粉砕。挙句の果てに竜巻に巻き込まれて、もうボロボロです。
残った右手で「ライトニングプラズマ」を同じ場所に打ち込んでダメージを与え、ようやく引き分けに持ち込みますが、獅子の「聖衣」はもうひびだらけ。元原作の青銅聖闘士達がいつも「聖衣」を破壊されて、ベルトとブーツだけで戦ってたような状態になってしまいます。司書さんの黄金聖闘士のイメージは、いつも全身に鎧をまとってマントをひらひらって感じだったのですが、すっかり打ち砕かれてしまいました。

もっとも、2巻の見所は、壊された「聖衣」を直す為に、ジャミールの牡羊座ムウのところに向かう際に同行した、牡牛座の黄金聖闘士アルデバランでしょう。
元原作では、いつも「がっははは」と笑っていた皆の引き立て役だったアルデバランさん。でぶっちょのいない岡田漫画に登場したお蔭ですっかりスマートになり、挙句の果てに、おっきなお友達と化してしまい、すっかり違ったキャラクターに成り果ててしまいました。

2巻の見所は、アルデバランさんのお茶目っぷりです。他はほとんど覚えてないし(笑)



2003/10/15

司書が最近唯一買っていたエロゲー雑誌
「E−LOGIN」が、10月30日に出る12月号で休刊してしまうそうです。
表紙に超人気作家を立て、色々と工夫をしていたようですが、結局粘りは続かず・・・主要美少女ゲーム誌では初めての崩壊じゃないでしょうか?
そう言えば、司書は創刊号を買ったような気がする・・・。司書が創刊号を買った雑誌は・・・という逸話は以前話したので、まあいいでしょう(笑)



久しぶりに「月刊アーマーモデリング」「スケールアヴィエーション」を入手。
あわせて2760円はキツいですねぇ・・・もうちょっと安くなればいいのに大日本絵画は。
そう言えば、「アーマーモデリング」の連載に「バトル・オブ・カンプフグルッペ」があります。ちょっと前は「ラスト・オブ・カンプフグルッペ」という名前で、なかなか切ないドイツ装甲部隊史をまとめていた訳ですが、タイトルがちょっと変わっても、悲惨なのは相変わらず(笑)

今月は壮絶な撤退戦を演じた「第27戦車師団」の話なのですが、その最後に「スターリングラード冬景色」の歌詞が載っていました。
大分前の話になりますが、ひょんなことから著者の高橋慶史さんのオフ会(確か、「ラスト・オブ・カンプフグルッペ」の発売記念オフ)に参加することが出来、知っている人なんかほとんどいないくせに図々しくも2次会のカラオケまで参加して、その際に皆で絶唱した歌です(笑)

いや、懐かしいと思いながら読んでいましたが、よくよく歌詞を見ると、とんでもない歌だな、これは(笑)



ビルマ戦でレポート1本作ろうと思い、「地獄の戦車軍団」って本を何気なく捲っていました。叢文社が昔出していた「ビルマ最前線シリーズ」という戦記の一冊なのですが、メイクテーラ会戦に参加した狼兵団(第四九師団)の戦記で、なかなか凄まじい戦闘が描かれています。
で、ちょっと一休みと思い、何気なく本を裏返しで伏せた時、こんな文面が目に飛び込んできました。「遺骨収集にビルマに渡った著者が何気なく撮影した写真にはUFOが写っていた」
・・・うーん、なんだかどっと気が抜けた気分です(笑)




2003/10/14

チューナーを持っていない為、リアルタイムで見ることが出来なかった
「真月譚月姫」をようやく鑑賞しました。
司書さん的には、翡翠が可愛くてとりあえず満足中ですが、まだ作品全体の評価を出すのはちょっと早いかな〜と感じます。1話は一通りの登場人物が顔を揃えただけですし。
しかし、シエル先輩がカレー食べてないのは、なんとなく違和感を感じてしまうのですよ。アルクもアップが1カットしかなくて、ちょっぴり残念ですし・・・。1番翡翠、2番アルクの司書さんとしてはもう少し登場シーンを増やして欲しいところ。

さて、次は「瓶詰妖精」を見なければ。何故かこの話題になると、皆黙ってしまうのですが・・・この秋始まった作品はそういうのが多いなぁ(笑)



今日も「撲殺天使ドクロちゃん2」を読む元気はなさそうです。かなりテンション高めに設定しないと、精力を吸われそうで・・・。軟弱な司書は、とりあえず「時空バトル空母『大和』2」でも読もうかと思ったのですが、まだ買っていないことに気づいたのでした。



昨日書くのをすっかり忘れてしまいましたが、今年のF1が終わりました。
最終戦の鈴鹿は、シューマッハがガンガンぶつけて、佐藤琢磨が頑張って、ライコネンの奮闘空しく・・・と色々あって、なかなか楽しかったです。あんなにボロボロの兄シューは久しぶりかも・・・でも、なんだかんだ言って8位に入賞してるんですよね。
来年はライコネンに頑張って欲しいなぁ。今年からもーちょっと成長すると、来年は優勝狙うのも充分可能だと思うし。



2003/10/13

3連休の3日目、なんだかよく分かりませんが、消化不良に苦しみながらも、怪我をした知人のお見舞いに。
何でもバイクで事故ってしまったとか・・・大事なくて良かったです。入院中は暇だろうと、色々な小説の差し入れをしてきました・・・貰うは良いけど、なんでこんな本を・・・という顔が印象的でしたな・・・まあ、自分では買わない本を渡すのが通というもの(笑)



I氏と晩飯を食った後、どちらも見ていないということで、「ロードオブザリング 二つの塔」をDVDで鑑賞。
映画館に見に行こうと思ったけど、気づいたら終わっていたという間抜けなことをしてしまったので、とりあえず見ておかないと・・・という義務感を中心に借りてきました。2時間半は長いですね(^^;
映像的には相変わらず凄いところばかりですが、ストーリーはなんとなく流れていくまま終わってしまいました。
うーん、これの何処に感動をすれば良いのやら、ちょっと悩んでしまいそう。どうも原作のイメージが強いということもありますが、ストーリーが冗長なのかもしれません。攻城戦は面白かったけどね。城砦戦であれだけの映像は初めてみました・・・あ、「最後の砦 マサダ」があるか・・・あれも長かったけど凄かったな・・・。

個人的には中世風の戦闘シーンなら、リュック・ベッソン「ジャンヌ・ダルク」のほうが好みかも。アレもなかなか惨たらしいシーンが多かったですけど・・・。騎士戦は燃えますからねぇ。



電撃コミックスの「PURE まりおねーしょん」高木信孝著)がようやく発売されたので購入しました。
前作「ココロ図書館」完結から暫く立ちますが、今度は結構ページ数の多いコミックです。前作同様、司書さんは絵本タッチで読ませて頂いておりますが。

「マリオネット」と呼ばれるロボットである主人公の紅葉あのん、彼女は自分の意思で友達を作る為に学校へと通うことになりました(勿論正体は隠して)。周りの様々な友達とのふれ合いを描くほのぼの漫画です。
前作と異なり、ストーリー漫画的なほうに重点が置かれている為、綺麗だーって感じはありませんが、和やかな絵は相変わらず・・・ストーリー的にはHMX−12ってやつかな〜等と思いつつも、楽しく読ませて頂いてます。



後は買いそびれていた「エース桃組」を入手。「四号ちゃん」の載っていない桃組に用事があるのか?と思ってしまいましたが、よくよく考えてみると結構色々読んでいる為、継続購入を決断しました。
で、表紙を捲ると、いきなり池上茜、MAKOTO2号、黒星紅白といった司書お気に入りイラストレーターのイラストが満載で、いきなり満足(笑)
相変わらず現金であります。



上記2点を購入したK−BOOKSで黒星紅白氏の書き下ろしテレかプレゼント抽選を外して、こっそり悔しがっていたのは秘密です。
いいもん、司書が好きなのは、飯塚武史氏であり、友達の黒星紅白氏ではないのだ(超負け惜しみ)



2003/10/12

ライアーソフトの新作である
「ライアー大戦じゃんまげどん」が、かなり痛そうで興味深いのです。
まあ、詳しくは解説を見てもらったほうが早いのですが、物凄くダメダメでかつ身の回りに結構いるんじゃないか?と思われる主人公・・・人事とは思えない主人公の妹の設定が、我々に妙な親近感を与えてくれます。
あ、勿論、司書はこんな人間ではないですよ。ただ知人に沢山いるというだけであり・・・(以下長文により削除)



で、こちらは日本一ソフトウェアの新作である「ファントム・ブレイブ」
出ましたね、ポスト・ディスガイアが。まだサイト自体はプレオープン中の為、大した情報はありませんが、はらだたけひと氏原画のやりたい放題シミュレーションRPGということで、どこまで「ディスガイア」を上回ることが出来るかが楽しみです。生半可なことじゃ、越えられないでしょうが。



一瞬買おうかと思ってしまった「SWEET MELODY」が、収録曲をよくよく見てみると、司書の欲しかったエターナルメロディのEDソング(畑亜紀さんが唄ってた奴)が入っておりません。そして、「ウィザーズ・ハーモニー2」のCDは確かメーカープレゼントの奴を持っていたように記憶しています(ひょっとして「ウィザーズ・ハーモニーR」だったかも知れませんが、何せ古い記憶でよく覚えていません)。
「ときメモ」「ときメモ2」「悠久幻想曲」「悠久幻想曲2」はゲームのサントラCDそのものを持っているため、特に必要ありません。他の奴はやったことないし・・・。つまり、買う必然性がまったく存在していない!なんてことだ・・・。
第二弾も出るようですし、そちらに期待ですね〜。どうせコナミが参画しているなら、「みつめてナイト」シリーズとかを期待するのは、贅沢と言うものでしょうか?



阪神タイガースネタはあまり受けが良くないのですが、7日に発売されるとスポーツ新聞から情報を得ていたので、「虎の意地」を購入しました。
これは阪神タイガース公式HP内に存在している、和田豊打撃コーチの日記サイトをまとめて1冊の本にしたものです。サイト見れば全部読めるって言えばそれまでなんですが、本になっていると読みやすいし、加筆修正等が結構入っているということで、躊躇わず購入。実は、丸善とか行ってもなかなか見当たらなくて、上野に出かけた際にブックガーデンでようやく見つけたものです。
ちょっと出かける用事があったので、電車の中でパラパラ捲っていたのですが・・・面白いよ、コレ。
少なくとも阪神ファンは必読です。お金なくても和田サイトは絶対に見ましょう。そのくらい面白い!選手の普段の姿がたっぷり書かれていて、サイトがたった10ヶ月で500万ヒットオーバーしたのも頷けますよ。



うわぁぁぁぁ・・・リカヴィネは我慢したのにー!
お願い!ゆうき君をこれ以上苦しめないでー(キャプ翼のあねご(中学マネージャー時代時)風に)。
買わないぞ!ええ、買いませんとも!




2003/10/10

チューナーがない為に天空電波の受信が出来ず、「月姫」のアニメが見れない司書です。
・・・いいもん。我慢するもん。



最近は阪神タイガースの話ばかりにウツツを抜かしていましたが、今日のトーチュウは一面が「佐藤琢磨F1復帰!」でした。
トーチュウはブックマークに入れていないので、代わりに
スポニチのほうから記事リンク。

今期でBARホンダの正ドライバーであるジャック・ビルヌーブの契約が切れる為、来期からはテストドライバーだった琢磨が昇格するだろうという予想はありましたが、シーズンラストの鈴鹿で復帰してくるとは正直びっくり。
各紙面とも、ビルヌーブが出場を辞退したことになっていますが、ビルヌーブ自身はちょっと前から日本入りしてましたし、ホンダの社長に直談判に赴いたという説もあり、なにやらウラでドロドロしているような気配がします。ただ、巨人のように「そりゃないだろう」というような状態ではなく、チームもスポンサーも既定路線だった為、本人以外の混乱は少ない模様です。
問題はビルヌーブの処遇ですが、今のところ何処からもオファーが来ていない模様・・・まあ、ドライバーの数自体は今のF1は足りているしね。何せ昔と違い、20台しか走っていないんだから。

その裏に隠れてしまっていますが、M・シューマッハの引退説は本人否定により、終戦しました。まあ、ライコネンが頑張っているし、もう少し横綱としての貫禄を見せ付けて欲しいところ。やはり巨大な存在に立ち向かう若手という構図が燃えるのです。



WJの崩壊が巷で話題となっていますので、実際にどういう状況かちゃんと確認したくて、「週刊ゴング」を入手しました。
1年前に長州力が中心となって設立したWJですが、スポーツ紙に暴露記事を載せられた谷津のコメントから崩壊の序曲が始まりました。

天龍と長州という2大ヒーローが中心となって旗揚げしたWJですが、記事に乗ってた地方体育館の興行写真を見ると、ガラガラな状況・・・リング側3列目にお客が入っていないのを見ると、苦労してるなーっていうのがプンプン伝わってきます(まあ、この辺の席は高いんでしょうけど)。

「ゴング」に書かれた関係者の記事は前向きで、逆風だけど頑張っていきます!というのが伝わってくるので、是非これからも突き進んで欲しいものです。長州におんぶにだっこの団体なので(しかも佐々木健介は親指骨折の為、しばらくリングに上がれず)、長州の動向次第でどちらに傾くか分かりませんが、これからの興行のやり方をちょっと見た後、面白そうなら行ってみようかな?なんて思ったりもしています。
(関連記事)



何故、ファリエルが8位なんだーっっ!
サモンナイト3の人気投票結果が出ていたので、ちょっと覗きに行ってみると、衝撃の結末が・・・。
ちなみに上位陣は、2位:レックス、3位:イスラ、4位:スカーレルとなっており、投票層がどの辺にあったのか一目で分かる結果です。
でも1位はアティさんなんですよね。さすが無敵のせんせいさんですー。

ちなみに26位にファルゼンさんが堂々ランクインしています(笑)




2003/10/9

昨日ちょっと早めに床についたのですが、明け方なにやら胸騒ぎがして、中途半端な時間に目覚めてしまいました。
「ん〜今何時かな〜?」とTVをつけると、そこにはヘンリエッタがごついライフルを乱射していました。



しまったぁぁぁっ!!!今日からだったのかぁぁっっ!



そう、今日から
「GUNSLINGER GIRL」が放映開始されていたのです。無茶いうなや・・・その27時48分から放映開始!っていう時間はなんだよ・・・(涙)
おかげでBパートしか見れませんでした・・・まあ、リアルで見ていたというのは凄いことなのかもしれませんが。


どういう作品かというと、義体という機械の体を与えられ、投薬による洗脳を受けた少女達が、諜報機関にいいように使い捨てにされる暗殺者として活躍するという・・・こうやって書くとトンでもなくダークな作品に見えてしまう・・・嘘は書いていないのですが。
原作は昔から追いかけていましたが、とにかく上手いとしか言いようのない作家さんです。1巻が発売されたとき、池袋の虎だかアニメイトだかでサイン会があったそうなのですが、凄い数が殺到したというのは伊達ではないな・・・。

まあ、なんとか頑張って見てみましょう。今期はあまり見るものないしね。



電車に乗っている間に何か読みたいな、と思い、「消された王権・物部氏の謎」(PHP文庫 関祐二著)なんて本をチマチマと読んでいます。
古代史の本っていうのも結構読んでいたりするのですが、元々解答のない学問なので皆言っていることが全然違います。要は視点を変えることで色々見ることが出来るということですね。「古事記」「日本書紀」の2大文献と、日本中にある神社の言い伝えを元に、自らの仮説を組み立てていく歴史学なのですが、この著者の主張は、出雲=蝦夷=物部=鬼という解釈で、古代天皇制は鬼に操られて誕生したものだった。という説です。

日本で「鬼」は、角が生えてて、棍棒持ってて、虎縞パンツ履いてて、雷を操る、というものですが、中国や朝鮮では「鬼」は霊魂(日本でいうところの幽霊みたいなもの)ですから、和魂や荒魂=鬼という解釈は、中国文明圏と密接に繋がっていた古代日本では、それほど的外れな話ではないと思います。

まあ、いつも思うのですが、地方弁や地名にそういう言葉があるからと言って、それが証明になるのかな〜という疑問はいつも感じているところですが。そういう解釈も出来るよねっていうのが、司書さん的な読み方です。

別にこの著者の論が間違っているという訳ではありませんよ。井沢元彦氏の「逆説の日本史」シリーズに描かれている、「日本は言葉(呪い)によって歴史が動いていた」という説にも、なるほどなるほどと思うことがありますし。
この本の著者の、縄文文明圏と弥生文明圏の関係については、なるほどって感じてしまいました。

まあ、「天日鉾(アメノヒボコ)=ツヌガアラヒトは、頭に角が生えてるって描写があるから、鬼って言っていいと思います。」という論は、「角=冠=貴人」な解釈を取っている司書にしてみれば、「おいおい、そりゃ幾らなんでも短絡的だろう」と思ってしまいますが。
そもそも鬼に角があると言い始めたのは、何が最初なんでしょうね?

今日はなんとなく、歴史話でした。




2003/10/8

そう言えば今年も海上自衛隊の観艦式のシーズンがやってきました。詳細は
ここで見れます。
自衛隊の艦艇約40隻に「くにさき」搭載のLCACまで走り回るようです。海上保安庁からも数隻参加するようですし。他の国ではなかなかこれだけの艦艇数の観艦式はお目にかかれないでしょうから、そういう意味では貴重なのかもしれません。

あ、そういや、観艦式に比べて目立ちませんが、空自が総演中ですね。これについては何処でやってるという訓練ではないので、特にピンと来るものはありませんが、参加航空機が600を超えるっていうのも空自ならではでしょう。基地が近所にある人とかは、ブンブンと最近離発着を繰り返しているのではないでしょうか?

空自のサイトを久々に見てみると、司書がいつも楽しみにしている「ナイスガイズ」が更新されていました。
これまで一線のパイロットとかが多かったのですが、今回のナイスガイは給養員のおじさんです。維新以来日本の国防を担う数々の組織の中で、主役を給食のおじさんにしたことがあったでしょうか?
ああ、Zidさんの「戦場の衣食住」がありますな。

まあ、それはそれとして、こだわりの食事を作るプロ根性は自衛隊でも同じようです。特に自衛隊の給養員は、大量の隊員達の食事を量産することから、お偉いさんの会食まで作る必要があります。なかなか大変な仕事みたい。
司書の周りにはあまり料理人している知り合いがいないので、ちょっと分からない点も多いですが、皆プライドもって仕事してるんですねー。見習わないと。



「ぱすてるキッチン」
キャラクター紹介を端から順にクリアしてまして、今のところ七海、芳乃、美紀をクリア。
3人の中でシナリオ的に面白かったのは、芳乃でしょうか?懐かしい思い出と一途というのがテーマになっているようですが、それが一番明確になっているシナリオかな〜と。綺麗な娘のひとりえっちというシチュに、ちょい萌えってのもあるわけですが(笑)
しかし、七海シナリオで思ったこと・・・幼馴染って怖〜(笑)




2003/10/7

「ガンダムSEED」が終わって「鋼の錬金術師」が始まったようですが、司書は忙しくてまだ見ていません。というか、SEEDの後半ってロクに見ていない・・・。
まあ、少しでも追いかけようと思い、DVDの7巻を借りてきました。どれどれ〜って感じでしたが、2〜3クールの間の巻ということで中途半端な回想シーンや総集編ばかり・・・ストーリーもほとんど進まず、う〜むって感じです。まあ、8巻は盛り上がりそうですけどね。



「エンジェルフォイゾン(3)」を入手。澁澤工房さんって好きなんですよ。絵も好きなんですが、それ以上にストーリーが。
忙しい中、同人活動もしておられますが、基本的にオリジナル中心のその作品は、とても琴線に響くものが・・・。こういうイメージで作品捉えているのは、後は大森葵さんとか中山かつみさんですかね。最近少なくなったように思います。ああ、たまにはコミティアに参加して、新しい作家さんを開拓せねばー。
ちなみにこの漫画自体は萌えが満載の嬉し恥ずかし作品です♪



「戦国軍神伝(2)」を入手。神宮寺元さんの作品ですね。代表作で手に入りやすいのは学研M文庫で再販された「覇 前田戦記」かな?「利家とまつ」のブームに乗っかって作られた作品ですけど。

この作品、本能寺で信長が死ななかったというありがち戦国IFな訳ですが、その1年後に毛利が半分滅んだ安芸は厳島で爆殺(なかなか戦国IFでは聞かない響き)されます。その結果、羽柴・明智・柴田・徳川・毛利(正確には小早川)・長曾香部といった大名に分裂した戦国がリスタートするというもの。

天正織田軍団同士での死闘を描くという訳ですね。まあ、微妙にありゃ?というところもあり、越後の国主はあっさりと上杉景勝を倒してしまった森蘭丸のものだったりします。上杉の軍師、直江兼継は生き延びて土佐の軍師になったりしますが。
作品自体は、他の戦国IFものでは活躍しない武将が暴れ回ったりと、なかなか面白い。ちょっと贔屓武将に偏りがあったりして、とっつき難い人もいるかもしれませんが。
司書の知ってる限り、甲斐の国主に一瞬だけなった河尻秀隆がストーリーに登場するのは、この作品だけだなー。誰かこの人の伝記とか書いてくれないかしら?



「戦国大乱(8)」を入手。津野田幸作さんの作品ですね。歴史群像大賞奨励賞とか取ってましたっけ?
7巻までで第一部が終わり、関ヶ原の合戦は豊臣側の大勝利に終わりました。負けてしまった徳川家康は、伊達が滅んだ後の奥州岩出山15万石に流されてしまい、大阪政権は軍師である黒田官兵衛と真田昌幸が治めることになります。
が、あっという間に中が悪くなった二人。官兵衛はとうとう強硬手段として、主君である秀吉を謀殺し、主家乗っ取りを図ります。昌幸は危険を察知して幼い秀頼をつれて上田に脱出、そこから義軍を起こすというもの。

まあ、この作品なんですが、敵役に回った瞬間に能力値が40%減になります。しかも運値は0にまで落とされます。ヤキが回る上に、やることなすことツイていないという状況に(笑)
黒田如水さんは、豊臣に忠義を尽くした場合はいい役で、野心を出したら悪役であっさり殺されるのが戦国IFのパターンですが、この作品も後者に嵌ってしまいました。あっさりと復活した家康(たったの30ページで3万の軍を再建)も気になるところではあるのですが。
10巻くらいで終わりそうですな。島左近を失ったくせに、やたらと強い石田三成がなんかカッコ良いです。



「恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうの原画集」を入手。
ゲームしてないですが、これだけでもう満足。というか、これを買う予定だった自分を発見し、愕然。



2003/10/5

昨日から冬コミの準備作業や、レヴォに参加と色々と忙しい次第。情報処理試験や知人の結婚式、他諸々なプライベートな事情もあり、忙しい日々は続きそうです。
まあ、そうは言っても予定が消えてくれる訳でもなし、こなしていくしかないんですけど。


コミックレヴォリューション34

参加してきました。前日は飲み会で、その後、徹夜で麻雀打って、そのまま参加だったのでかなりキツかったのですが。
個人的には、まさか出ているとは想わなかった
共月亭さん「英国式魔法少女3」が手に入ったり、みさくらなんこつ氏の新刊がサモンナイト3本で慌てて走ったりと、いい買い物が出来て満足満足♪
しかし、あの「Cut a dush」の行列は凄かったです。サイトでカレンダーは再販しますよ〜無料本はたいしたことないですよ〜って告知されているのに、あの行列!!
司書も長年色々なイベントに参加していますが、あそこまで飛んでもない行列を見たのは久しぶりでした。何せ、サンシャインのワールドインポートマートの東外回りの立体空間が全て、たった1つのサークルの為の行列で埋まっているシーンは・・・あれはなかなか見れるものではないな。
時間あるし、春も並んだら新刊買えたし、ちょっといってみようかな?等と考えていた司書は甘々でした。
まあ、列見た瞬間に「こりゃ、ダメだ」と思い、「あいすとちょこ」のほうに並んでみたのは、結果としては正解でしたが・・・。あちらもなかなか豪快な行列でしたが、何とかなりそうかな〜というレベルでしたから(でも1時間以上並んでいますよ)。



「夏少女ビジュアルファンブック」を入手しました。
シトシトと小雨の降る梅雨のある日にこの作品と出合った司書は、絢水っちの可愛らしさに頬を赤らめながら、せっせとクリアしたものです。当然のことながら、ファンディスク等もデフォで申し込んでおり、これがまた良かったわけですが・・・まあ、この辺については、日記のログでも見てください。

発行はソフトバンクでそれっぽい作りになっています。おまけに付録が満載で、攻略ページはたった見開き2ページのみとか(笑)
ゲーム未公開のイラストやラフ(何故こんな衣装が・・・)や、各種対談、大量のSS等がぎっしり詰まっている訳ですが、その中で一番強烈な破壊力があったのは「特製ドラマCD」ですね。タイトルは「麻理奈vsメカ麻理奈」「メカ麻理奈の逆襲」
・・・なんという作品でしょう。これまで星の数ほどのドラマCDを耳に聴れてきましたが、原作の設定をそのままに、ここまで世界観を壊してしまうとは・・・。ファンディスクで既に崩壊していたという説もありますが(^^;
メインキャラは全て登場してますが、この作品の中でマトモなキャラは絢水っちだけだったとは・・・。



そういえば、今年も既に随分とファンムックを購入しているような気がします。ふと本棚を見てみると、「カラフルキッス公式ファンブック」「オレンジポケット公式ファンブック」。・・・なんてものを買っているんでしょう。親兄妹に見られたら、どのように言い訳すれば良いのやら・・・。




2003/10/3

ちゅ・らる・らるんっ★

こんばんわ、司書です。

きら・りら・りんっ★

なにやら、飛び交っておりますが、本日の脳味噌はこんな感じです。

キッチン!キッチン!チン!ひゅ〜ひゅ〜♪

先週はアレだけゲームが出たのに、ろくに買いもしなかった司書ですが、今日発売の「ぱすてるキッチン」はちゃんと買ってきました。

は〜〜いっ! いえ〜〜いっ! LUCKY!HAPPY!ゴーっ!

正直している暇もないかと思っていたのですが、
音子たんがどうしても気になってしまい、ついつい手に取ってしまった次第。

せ〜〜のっ!ちゅっちゃ しゃら・らんっ!

基本的にFカップ好きより幾らかクールな司書さんな為、こういった理知的無口天邪鬼キャラは少々弱いところがあったりする訳ですが、真ん中高め直球を投げられてはスイングせざるを得ないのです。

ルンルン!

でまあ、そのまま積みゲーにしてしまうのもどうかと思い、帰宅後さっそくインストールしてみた訳ですが(それにしても戯画は相変わらず1枚romゲーを作り続けておりますな)、

ん〜〜〜〜っっ SUMMER〜!

その豪快極まるOPソングにいきなりココロを鷲掴みにされてしまったのです。

焼き過ぎ 焦げ過ぎ キッチンSUMMER〜!

同系列前作、「カラフルキッス 〜12人の胸キュン!〜」でI’veが奏でたOPソングも相当な威力がありましたが、

いや〜〜〜ん★

流石にそれよりは落ちるとは言え、同様の脳味噌爆裂キュンキュンソングではあります。

いえ〜〜いっ!

もっとも、今回はキュンキュンッ!という歌詞は存在していないので、正確にはキュンキュンソングではないのですが、

ちっ!ちっ!NEED YOU!

それにしても、これはどうかと思うのです。

入れ過ぎ 盛り過ぎ キッチンSUMMER〜!

とりあえず、もう一回聞いてみようかと思う司書なのでした。



2003/10/1

その日司書さんは机に積まれた3枚のCD−ROMを見ながら、為す術もなく腕を組んで唸っておりました。
そのCDには
「いもうと観察日記」と銘打たれております。
実はこのゲームは司書のものではなく、知人の某氏からお預かりしていたものだったのですが、すっっっっっかり忘却の彼方に放置しており、先ほどCDのライブラリを漁っていたら、ポロポロっと出てきたわけなのです。

既にタイトルだけで嫌な予感を充分過ぎるほど醸し出しており、しかも3枚組というボリュームはやめておけ!と理性がレッドシグナルを点灯させ続けています。
しかし、このゲームは司書の知人の中で、たった2人しかいない「オゲレツ大百科」のネタで酒が飲める知人が貸してくれたものです(このゲームについて語りだすとひじょうに長くなるので、本日は割愛させて頂きます)。その知人の好意を無駄にする訳にもいかず、司書はCDドライブを解放し、インストール作業を始めたのです。



・・・げふぅ!!

かなりの破壊力を予想していたけど、正直ここまでとわ・・・。
詳しく語ると脳味噌が腐り果ててしまいそうなので、かいつまんで粗筋を説明しますと、「Hなことに対する知識がほとんどない妹(義理)が心配でたまらないお兄ちゃん。そんなある日、妹の部屋がすっかり見渡せる覗き穴を発見してしまいます。妹を正しい道に導く為、お兄ちゃんは秘蔵のアイテムを妹の部屋に『さり気なく』置いておき、妹へ様々な性教育を施すのです」

書いてておかしくなってきたよ(笑)
とにかく馬鹿ゲー、とことんまで馬鹿ゲーです。作った人も流通に乗せた人も買った人もやった人も皆同じ穴の狢に見えてしまいます。正常な思考回路を失いつつも、結局シナリオの最後まで妹の部屋に淫具を置き続けた自分を発見したとき、もう帰れないかも知れないと正直思ってしまった次第です。
一度やってみる価値はあるかもしれません。これがエロゲーだという主義主張を具現化したこのゲームは、久しぶりに出会った十字架の光だったのかもしれません(「サイキックフォース」でいうところの2Pエミリオの光の色ですが)。
ああ、もう何書いてるかわからないや(阿呆)