赤旗読者通信のページ
2000年9月3日号
明るい富山県政をみんなでつくる小矢部市の会が結成
ひどい借金をつくった知事には
交替してもらわねば 参加者の声
明るい富山県政をつくる小矢部市の会の結成総会と講演のつどいが8月29日、ヘルシーパルおやべで開かれ、参加者の県政革新への思いであふれた会合となりました。
「中沖さんがあんなにひどい借金をつくってしまっていたなんて、なーん知らなかった。いったい、その借金、だれが返すがね。やっぱり20年も知事をやっているのは長すぎるちゃ。替わってもらわんなんね。」
ある参加者の言葉ですが、みんなの気持ちをぴたりと表しています。
「つどい」は呼びかけ人の一人である高木隆夫さんの司会で始まり、砂田喜昭市議より「経過報告と会則、世話人」の提案があり、拍手で確認しました。代表世話人は堀内喜亨さん、世話人には阿尾多美さん、高木隆夫さん、砂田喜昭さんが決まりました。
堀内喜亨さんより代表世話人としてのあいさつと「みんなの会小矢部」としての次の行動提起がありました。@今日の講演でなるほどと思ったことをまわりの人に語ってほしい。Aどうして要求実現するか、県政の学習会を開いてほしい。B私たちの政策を広く県民に知ってもらうためにビラ配布などの活動に協力してほしい。C選挙募金にご協力を。
その後講演に移り、最初に話した上田ゆみ子さんは、砺波女子高校の再編問題や小学1年生の多人数学級の問題に触れ、子供が将来に不安を感じているいまこそ、教育に十分な予算をまわす県政を実現しなければと訴えました。
県労連副議長の友椙彰さんは、身振り手振りを交えながら、富山県政の問題点と課題を詳しく話しました。「砺波市でも新湊市でも自民党公認市長が落選している。小杉町では土井民主町政が誕生した。政治を動かすのは市民運動、県民の運動だ。これが実ったときに政治は変わる」と訴えました。富山市で改井革新市政を実現する活動をしてきただけに、たいへん説得力がありました。
県知事に立候補を表明している東山福治さんは、県政を変えるために社民党や民主党、連合にも共同を呼びかけてきたこと、それが実らなかったので、自ら立候補を決意したことを述べ、県政革新への協力を訴えました。
最後に阿尾多美さんが、9月7日に富山市の県民会館大ホールで開かれる「みんなの会」の「県民のつどい」への参加を呼びかけ、閉会しました。