赤旗読者通信のページ
2000年8月27日号
砺波女子高校の新校名案「となみ野」
縄文講座の開講を提案 砂田市議
8月22日開かれた民生文教常任委員会に、教育長は砺波女子高校の生涯学習高校への再編問題について、経過報告をしました。
県教委主催の懇談会の席で校名の検討がなされ、「となみ野」が案として出されました。最終的には県教委が9月県議会にはかって決めることになるそうです。
地元やPTA関係者から出された要望のうち、公営バスの広域的対応で高校生らの交通の便の改善を求めることについては、県教委は「調整が困難」と答えたそうです。また「よい先生を充分に確保してほしい」という要望には、「そのように努めたい」と県教育長がこたえたそうです。
この報告を受けて、各委員から質疑がなされました。砂田議員は教員定数がどうなるのか、初めての生涯学習高校として、特別に増員を求めるべきだと主張しました。
大学教授を講師に呼べる予算を
また、魅力ある生涯学習高校として、高校生ばかりでなく、一般の聴講生にも魅力ある小矢部市の特徴を生かした講座として、「縄文講座」を開いてはどうかと提案しました。講師陣には市内のボランティアだけに頼るのではなく、市の文化課の専門職員、大学教授などを依頼してはどうかと述べました。大学教授を全国から呼ぶには、お金が必要です。県にはその費用を出すよう、要望すべきだと主張しました。市当局は「わかった」と答えました。