「明るい小矢部」のひろばのコーナー
1998年1月号

「県庁へいったら、桜町と市議会の委員会公開で賑やかだった」と、ある忘年会の席上、Mさんは語った。いろいろあったが、よいことで小矢部市が話題になるのは嬉しいものだ。これをきっかけに、高岡市でも「総括質問」を市民に公開したそうだ◆公開は時代の流れだが、その流れも自然にはできるものでない◆隣の市の話で恐縮だが、現職の自民党公認を破って新人が砺波市長に当選した。新聞報道を見る限りだが、大型開発優先より福祉の充実を求めた市民の審判だろう◆沖縄県名護市では、住民投票で「基地反対」が53%を超え、圧勝した。公選法が適用されないため、防衛庁や賛成派による買収、供応や企業にノルマを課した投票駆り出しで不在者投票が全有権者の二割にもなったなかでの勝利だ◆県内でも地方選挙で日本共産党が上市、八尾、滑川と連続して躍進。政治を住民の手で変えようとの流れが広がっている。いま私たちはその願いにどうこたえるか、真剣な検討を続けている。



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