「明るい小矢部」のひろばのコーナー
2000年8月号

私は政治がもっと身近なものになればと願っています◆昨年6月以後、各期の議会で一回は県議会を傍聴しています。そこで議論されたことは、新幹線や介護、教育の問題などどれをとっても県民の暮らしに直結したことばかりです。が、総じて傍聴席は空席が目立ちます。少なくとも年一回、議会を傍聴するようになれば、一人一人の関心も高まり、議会についての新聞報道等にも、目を通すことが増えるのではないでしょうか。小中高校生にも傍聴の機会があれば、若者の政治参加が進むでしょう◆小矢部市議会の場合は、本会議を自由に傍聴できるし、ロビーや市役所内のテレビでも見ることができます。しかし委員会はテレビ中継されず、傍聴は、開会30分前までに受付を済ませることを条件とし、先着5名までです。県議会では委員会の傍聴がいつでも自由にできることに比べ、遅れています◆小矢部市議会だよりに発言した議員や答弁した人の氏名がないのは、議会の公開性が低いといえます。議員の発言や当局者の答弁に関心を持つことは、民主社会の初歩であり、有権者の間で議会の内容を大いに話題にしたいものです◆ところで日本共産党は、年に何回か、議員ばかりでなく一般の人も参加して、県当局と直接交渉をします。介護保険で低所得者対策が前進したのも、この交渉を通じてでした◆こんな政治参加が広がれば、21世紀に政治を、本当に身近なものにできるでしょう。(上田ゆみ子)

「明るい小矢部」のひろばのコーナーへ戻る

砂田喜昭のホームページへ戻る