「明るい小矢部」のひろばのコーナー
2002年1、2月号

今年の年賀状

今頃になって年賀状の話題で恐縮です。パソコンで作れる時代とあって、私情をるる書き綴った賀状を差し出したら、反応がいくつか▼「いつのまにか…そんな身になられた事に年月を感じます」「何か心にジーンときました」「人間を大切にする政治をめざす者として、共感」など、私にとって相手のお人柄が伝わるものばかりです▼ところで、昨年十二月、ある議員さんの後援会会報が届きました。その文末に、「公職選挙法により賀状を控えさせていただきます」とあります。私信としての賀状に比べて、返事の返らない賀状は控えるのが当然で歓迎しますが、事はそんなに単純ではなさそうです▼折りしも、今年は市議選の年。市内あちこちの自治会では新年の総会が開かれたことでしょう。昔よくあった、地元の議員が祝儀の酒をつまんで来る、いや、それを求めるなどの風習は、もうとっくになくなったことでしょうね?八尾で起きた町長、町議による風の盆寄附問題が耳新しいこの頃ですから。何よりも公選法で、寄附した政治家も求めた有権者も処罰されますぞ▼その市議選のことで街の話題を一つ。「今度の選挙が最後やろ。次はもう小矢部市が消えて、議員さんもごくわずかしか出れんやろ」▼いま流行りの「合併は避けられない」病というべきか。さいわい治る見込みはあります。「議員が減れば、その分住民の声が届きにくくなる」ことに考え及べば、全快へのスタート▼「流れに棹さす」一年になりそうです。来年の賀状のネタになりますことか。(T)


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