子どもたちの個性を生かす教育のためにも、「いじめ」・不登校をはじめ教育現場の「荒れ」が深刻化している現状に対処するためにも、きめの細かい教育・指導が求められており、「30人学級の実現は緊急・不可欠の課題です。
長野県小海町では13年前から実施
義務教育ですので、本来国がやるべき課題です。日本共産党はこのための法案を発表しました。しかし国がなかなかやろうとしないときには自治体が独自に実施して、実行を迫ることも重要です。
長野県では7自治体が小人数学級を実施しています。小海町では「道路建設は1年や2年待ってもどうと言うことはないが、子どもの教育は待ったなしだ」といっています。
クロスランドの維持費程度で、小矢部市でも可能です
下の表のように、小矢部市で30人学級をやろうとすれば、最終的には19名の先生とひとつの教室を増やさなければなりません。小海町では2人の先生に1千万円をかけているそうですが、この例から試算すれば1億円から2億円程度の費用が必要です。クロスランドをつくったばかりに市は毎年2億円前後の負担をしています。子供の教育のためですからこのくらいの費用は、その気になればひねり出せるのではありませんか。
小人数学級は世界の大勢
表のように世界の大勢も小人数学級です。国・県にも働きかけ、早く30人以下学級を実現するようにしましょう。この表については、「前衛96年臨時増刊」569ページを参照のこと。
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