赤旗読者通信のページ
2004年12月12日号
これが「赤紙」!
12.8 母親たち平和を訴える
石動駅前、ユニー前で
太平洋戦争開始63周年にあたる12月8日、富山県母親連絡会は県内6市町8箇所で、平和を守る母親たちの全国連鎖行動を行いました。
小矢部市内では、早朝に小矢部平和委員会の協力してJR石動駅前で、午後にユニー前で、召集令状を印刷した「赤紙」を配布し、「自衛隊のイラク派兵延長は止めよ」など平和を訴えました。
朝7時頃、石動駅前に高校の先生や平和委員会の人など6名が集まりました。「今日は12月8日です。太平洋戦争が始まった日です」と入ってビラを手渡すと、ほとんどの方が受け取ってくれました。
年配の方からは「ご苦労さん」との声もかかりました。高校生にビラの裏に印刷された召集令状を示して、「これが召集令状です。こんな時代が来たら大変ですね」というと、真剣に受け止めてくれました。
イラクへの自衛隊派兵が今にも延長されそうな状況に、何か63年前の日本と似たところが感じられたのでしょうか。「職場へ持ち帰ってみんなにみてもらう」と、数部を持ち帰る人もありました。
夕方のユニー前では、母親たちがハンドマイクを握って呼びかけました。
買い物客は「私は空襲にあったことがある」「戦争を体験した世代だからよく知っている」と話すなど、多くの人が興味深そうに「赤旗」チラシに見入っていました。