赤旗読者通信のページ
2004年11月7日号
新潟中越地震による小矢部市での震度が、テレビや新聞で報道されなかったのはなぜですか
回答
読者から質問を受けた砂田市議は25日(月)朝、市総務課へ問い合わせをしました。
その後、市が富山気象台とも連絡を取って調査したところ、地震計は震度を記録していました(最大震度2.4)が、そのデータが何らかの故障のために東京の気象台へ送られていないことがわかりました。市は、早速修復させるよう気象庁に強く申し入れているところです。
小矢部市の地震計は、気象庁によって市消防庁舎に設置されています。
送信される震度のデータが消防署司令室で表示されることになっていますが、9月5日にその表示がされないことに消防本部で気づき、富山地方気象台を通じて気象庁に通知していましたが、なかなか修繕してもらえなかったもののようです。
今回の申し入れによっていったん修理しましたが、直らず、今月6日(土曜日)に気象庁が小矢部市の地震計を取り替えたところ、障害が回復しました。8日午前11時頃の余震が小矢部市震度1としてテレビで報道されたようです。同じような故障が朝日町、平村などに設置してある震度計でも発生していたそうです。
コーヒーブレイク
がんばれ優太君!ありがとう優太君!
◇あの日、レスキュー隊の救出活動を中継するテレビに釘付けになりました。優太君の救出に思わず手をたたきながら・・・
◇その後も、お母さんとお姉ちゃんの救出活動を祈る思いでかじりついてみていましたが・・・無念! 天災とはいえ、私もまた「神も仏もいないのか」と叫びたくなりました。
◇次の日、新聞も涙でかすみ、やりきれない気持ちでいっぱいでした。
◇その後の優太君のあどけないがんばりは、辛い報道が渦巻く中で、希望を与えてくれます。がんばれ優太君!ありがとう優太君!
◇新潟中越地震被災者のみなさんの幸せを、遠く祈るばかりです。(洋子)