赤旗読者通信のページ
2004年9月26日号
水道事業の経営改善努力と水道料金の引き下げを
9月議会 一般質問
砂田議員は水道料金の引き下げを求めて次の3項目の質問をしました。
砂田議員 水道料金の値上げをおさえるために小矢部市が1995年に導入した高料金対策繰出金のルールを見直し、県企業局が県水の引き下げ分を料金値下げに回せるようにすべきだ。
産業建設部長 10年前の県水の単価との差額分を助成するというルールを見直し、例年並みの助成に戻した。しかし、老朽管や鉛管の取り替えがあり、給水量が横ばいのもとで値下げは困難だ。
砂田議員 20年以上も課税していなかった子撫川ダムの固定資産税を、一市民の指摘がきっかけで課税できたのだから、それを水道料金値下げの財源として活用できる。
産業建設部長 これまでに水道会計へ15年度1億1200万円、16年度1億300万円の助成をしている。固定資産税に相当する額は1376万4700円である。
砂田議員(再質問) 16年度の助成金を、今いわれたように約1千万円削減しなければ、値下げができたはずだ。老朽管の更新は、もとから計画的に行うことになっていた。市長は事務当局に値下げの指示を出せないのか。
(大家市長は答弁に立とうとしませんでした。)
砂田議員 修繕費が他自治体に比べて一ケタ多すぎるので見直しを。
産業建設部長 修繕費がかさまないようにしていきたい。
砂田議員 大口需要家の上水道への接続の有無調査と需要開拓を。
産業建設部長 今後は既設の施設についても上水道の利用促進をすすめたい。
(産業建設常任委員会で市当局は、未接続の大口需要家について大谷小学校、大谷中学校、北陸中央病院、となみの高校などがあることを明らかにしました。)