赤旗読者通信のページ
2004年7月25日号
桜町遺跡特別委員会
「道の駅」の場所変更
6月17日開かれた桜町遺跡特別委員会で当局は、桜町遺跡の展示、研究、活用施設を兼ねる「道の駅」の場所について、再び変更することを報告しました。
3月議会の時点で当局は、国道8号線沿いで桜町から南谷に向かう山の中にある駐車場に車を止めて、遊歩道で桜町まで戻るところに道の駅を計画したいと報告していました。砂田市議は「場所が悪い」と反対を表明していました。
当局は6月議会ではその場所を断念したこと、改めて桜町周辺で8号線、子撫川の間あたりで地権者と話し合いたいと述べました。
桜町遺跡の地下水調査を
現在8号線として暫定使用されている場所には縄文時代の木製品などが眠っていますが、地下水位が下がると腐食し、なくなるおそれがあります。そのためかねてから砂田市議は地下水位の監視が重要であると指摘してきました。現在の発掘調査が終了しても国道はあくまで暫定使用のままであり、地下水位の監視の責任が国土交通省にあることは明かです。
これについて教育委員会は桜町遺跡の調査報告書をまとめる平成18年度までは国土交通省の予算で監視することになっているが、それ以降についてもひきつづき協議していくことを明らかにしました。