赤旗読者通信のページ
2004年5月2日号
水道料金問題
将来 単価のさらなる引き下げ可能の見通し
県内東西格差是正が県議会のテーマ
砂田市議 火爪県議に 県企業局述べる
日本共産党の砂田喜昭市議は火爪県議とともに4月21日、県企業局において水道料金値下げ問題で話し合いを持ちました。
砂田市議はまず、県が小矢部市などに水道用水を供給している西部水道用水供給事業において1トンあたり5円の値下げをした趣旨について確認しました。
当局は今回の値下げ分が総額1億円で年間黒字の3分の1にあたること、企業局としてはこの値下げを行っても平成10年代が終わるまでには累積債務(7億5千万円)をなくすことが可能であると判断して行ったものであると述べました。また、県議会の論戦の流れの中で水道料金の東西格差是正が大きなテーマとなっていたことは確認しました。
砂田市議が小矢部市の責任受水量の最終目標である一日8500トンの見直す必要を要望したのに対し、すでに4年間にわたって6300トンに据え置いていることが最終目標にこだわっていないことの表れであると述べました。累積債務がなくなれば、責任水量、単価のさらなる引き下げは可能になるだろうとの見通しも述べました。
固定資産税の課税漏れ問題
当局は、子撫ダムに対する固定資産税の課税漏れ問題で小矢部市から提起があったのは昨年秋であると述べました。