赤旗読者通信のページ
2004年4月18日号
市関連施設への天下り
このままでよいのか
３月議会予算特別委 砂田議員
「市役所の出先みたい所へ役所の退職者が天下りしているのが目立つが、それでよいのか」。こんな意見が砂田議員の所へ寄せられ、３月議会予算特別委員会で取り上げられました。
砂田議員は、「市の関連施設への天下りの実態（給料）について、議会である議員が質問したのに対し、それぞれの関連施設で決めていることで、公表できないと述べたが、しかし、そこには市役所ＯＢ以外に入ったことがあるのか」「施設のトップが天下りだと、問題点が明らかになっても穏便に済ませようと、改革への熱意がみられなかった例もある」「福祉施設など市の関連施設には、それぞれの目標と理念がある。それに沿って働こうという、意欲のある人を公募してはどうか」「行財政改革推進市民委員会でも、民間人に有能な人がたくさんいる。もっと活用をという声もある」と提案しました。
総務部長は「それぞれの組織から市役所に人を派遣してほしいとの要請が来ている。市民から誤解を受けないようにすることも大事であるが、派遣要請先との協議する必要がある」と答えました。