赤旗読者通信のページ
2004年3月21日号
低家賃住宅の提供を
3月議会一般質問で砂田市議
「無年金者や低所得者が町の中で安い家賃で住み続けられるように、市が空き家を借り上げて提供する事業をつくったらどうか」との砂田議員の質問に、産業経済部長は、「実情をよく調査し、検討させていただきたい」と答えました。
住居は生存権を保障するものです。東京都ではホームレスの解消に向けて20億円をかけて民間アパートを借り上げて住居を提供する事業を始めるそうです。
低所得者のために市営住宅という制度はありますが、新しくつくるとなると莫大な予算が必要ですし、定期的な収入が必要という資格要件もあり、無年金者は対象外とされます。また、矢水町の住宅では石動の町へ出るにはタクシーを使わなければならず、マイカーのない人には毎日の買い物など日常生活が困難になります。
そこで空き家を期間限定で市が借り上げ、1万円程度の家賃で低所得者を入居できるようにというのが砂田議員の提案の趣旨です。家賃補助程度でしたら、公営住宅建設に比べはるかに少ない予算で可能です。