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2004年2月15日号

よかったね! 県、35人学級へ踏み出す

新1年生 石動小3,蟹谷小2,津沢小2クラスに

大谷小2クラスへは、市単独の講師

 県が明らかにした新年度小学校1年生の35人学級実現(05年度、小2年も)のニュースは、市内の関係者を喜ばせています。石動小3,蟹谷小2,津沢小2クラスとなり、40人学級に比べそれぞれ1クラス増え、1クラス20人前後となります。

 一方小矢部市では、小学校1年生で30人以上のクラスとなる大谷小2クラスに市単独で支援講師を配置します。

 昨年秋「みんなの会小矢部」が取り組んだ30人学級実現要求の署名を、一人で500筆を超えて集めたあるお母さんは、「署名してくださった何人ものお母さんから『良かったね』と電話がかかりました。一歩でも少人数学級への道ができたので、ほんとうにうれしいです。少しでも前進すれば次へつなげることができますから」と話していました。

 該当する市内小学校の職員室では、先生たちが思わず「助かった」と喜びを交わしました。低学年に正規の先生を増やして、子どもたちの発達をもっと援助してあげられるという実感がこもごも語られたと言います。

 

成果を確信に、さらに運動を

党・県政対策委員長 上田ゆみ子

県議選での公約が実現に向かって動き始めました。富山県が2004年度に小学1年生から35人学級実施に踏み出したことは、30人学級へ向けて大きな前進です。

15年前から父母や教員の皆さんとともに署名運動を進めてきた新日本婦人の会でも、ねばり強く続けてきた成果と喜んでいます。

今後は、対象学年を拡大し、中学、高校でも早期の30人学級実現へ向けてひきつづき運動をひろげていきます。

また、県西部水道用水供給事業でも料金を1トンあたりわずか5円ですが、史上初めて引き下げに踏み出させたことは、画期的なことです。これをバネに単価、供給水量のいっそうの引き下げを求めて、努力するとともに、これが小矢部市民の水道料金引き下げに結実するよう運動を続けていきたいと思います。

 



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