赤旗読者通信のページ
2004年2月2日号
ヒロシマ・ナガサキをくりかえさないために
「いま、核兵器の廃絶を」の署名運動にご協力をお願いします。
2000年5月、ニューヨークで開かれた核不拡散条約(NPT・188カ国加盟)再検討会議で、「核兵器廃絶の明確な約束」が合意されました。私たちは、国内でも6千万人を超えた「ヒロシマ・ナガサキからのアピール」署名など長年の運動の成果としてこれを歓迎しました。
しかし、その直後に成立したアメリカ・ブッシュ政権は「核兵器の使用を選択肢から排除しない」と繰り返し言明し、小型核兵器、地中貫通型核弾頭などの開発計画を進めようとして、私たちを悲しませています。
昨年8月の原水爆禁止世界大会では、2000年の「核兵器廃絶の明確な約束」が直ちに実行されるよう、新しい国際署名「いま、核兵器の廃絶を」に、全世界で取り組むことを、海外代表を含む全参加者で、確認しました。
この署名は、被爆60周年の2005年が、国連憲章の平和の原則が守られ、核兵器も戦争もない、平和な世界への転機の年となるようめざしつつ、
一、核保有国政府は、核兵器の使用と威嚇、開発を行わず、直ちに核兵器廃絶の実行にふみだすこと
一、すべての国の政府は、核兵器廃絶国際協定の実現のために行動すること
を求めています。
私たちは、小矢部市でもこの運動が大きく広がり、核兵器廃絶の力となって、一日も早く核兵器の脅威のない平和な社会が実現されるよう願っています。市民の皆様がこの署名運動の趣旨をご理解くださり、こぞってご署名、ご協力いただけますよう、心からお訴えいたします。
2004年1月 小矢部平和委員会
代表 太田房子(小矢部市泉町6−20 電話 68−0773)
私たちも賛同します。(1月末現在 アイウエオ順)
稲原太平(元高校教員)
稲葉隆子(小矢部キリスト教会牧師)
井幡清志(石動教会牧師)
大沼 栄(ミュージシャン)
岡宗祐二郎(岡宗歯科医院院長)
小林照人(大念寺住職)
坂田三男(日本画家・日展会友)
笠岡正一(広島で被爆、芹川在住)
立島 弘(称名寺住職)
津山玄亮(願称寺住職)
殿山美喜夫(ナチュラリスト)
中澤大龍(永傳寺住職)
沼田俊雄(北陸学院短期大学教授)
林 謙次(小矢部市長寿会連合会会長)
林 宣彦(神明社宮司)
船見研雄(勝満寺住職)
松岡宗里(松岡病院院長)
美谷克己(「スミヤキスト通信」編集発行人)
森田正三(長崎で被爆、下後亟在住)