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2004年1月1日号

「いま、核兵器の廃絶を」

新しい署名運動を大きく

小矢部平和委員会が呼びかけ

小矢部平和委員会は1223日、富山県原水協の笠間逸夫事務局長を招いて核兵器廃絶をめぐる情勢を学習し、「いま、核兵器の廃絶を」署名運動を始めることを確認しました。

この署名は今年の原水爆禁止世界大会が呼びかけたもので、長崎市長、広島市長をはじめ非同盟諸国の国連大使らも快く署名に応じています。署名運動の目標は、2005年に開かれる核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議にむけて世界の世論を核兵器廃絶に向けて結集し、各国政府に「核兵器廃絶国際協定」実現のための行動を促すことです。

1985年から集めてきた「広島・長崎からのアピール署名」数は18年間に全国で6000万人を超え、これが2000年のNPT再検討会議においてアメリカを含むすべての国に、期限を切った「核兵器廃絶」に賛同させる力となりました。アメリカが小型核兵器の開発と先制使用を公言しているいま、この署名運動を市民ぐるみで進めることが求められます。



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