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2003年12月14日号

イラクへの自衛隊派兵 何としてもやめさせたい
12.8 太平洋戦争開始62周年
赤紙(軍の召集令状)配り、平和を訴える  母親たち

 太平洋戦争開始62周年にあたる12月8日に先立つ7日、小矢部市母親連絡会はしないユニー前で、平和を守る母親行動の一環として「赤紙」(軍の召集令状)を配りました。大義がなく米英の占領支配に加担するだけの、イラク派兵基本計画の閣議決定が差し迫るなかでの活動となりました。

 行動参加者たちは、買い物に来た人たちに「太平洋戦争当時、実際に県下で発行された軍の召集令状「赤紙」のコピーです。再びこんなものを配らせてはなりません。いま、大問題になっているイラクへの自衛隊派兵を何としてもやめさせたいと思ってお配りしています。イラク派兵反対の内容といっしょに是非読んでください」と訴えました。「赤紙」を手にした年配の方たちは食い入るように見つめ、若い人たちは不思議そうに眺めていました。
 行動参加者の一人は、「62年前の悲惨な出来事を繰り返してはなりません。全国各地で行われているこの母親行動が、憲法9条を守ってイラク派兵を食い止め、世界平和への一歩となることを願っています」と話していました。

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