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2003年11月16日号


産業建設常任委員会報告

市議会産業建設常任委員会が1110日開かれ、小矢部フロンティアパークに「マルワ製版印刷(富山市)」の進出が決まったことや平成15年度道路除雪計画について報告がありました。

通学路の歩道除雪

通学路の歩道除雪が話題となり、砂田議員は「通学時間までに歩道除雪するよう、県道の場合は県とよく協議して、努力してもらいたい」と述べました。都市建設課長は「歩道除雪の場合、人手の問題もあってたいへんだが、県ともよく協議したい」と答えました。

空工場の活用策を

小さな工場が不景気で仕事がなく、休業状態で空いているのが、いくつか目につきます。「誰か借り手がいれば、貸したい」という人も持ち主もいます。砂田市議は、空工場を借りて仕事をしている例を紹介し、「小矢部市として空工場の実態と持ち主の意向を確認し、その情報を発信して、仕事をしたい人を呼び込む取り組みをしたらどうか。地域の活性化にもつながるのではないか」と質問しました。商工振興課長は、「商工会や工場協会などと対応を協議してみたい」と答えました。

「農業をやりたい人はみな『担い手』農家」

自民党政府の「コメ改革」で、担い手農家とそうでない農家を区別し、担い手農家以外には補助の対象にしないとしています。生産組合ごとに、誰が担い手農家で、誰を担い手から外すのか、決めさせようとするのが政府の方針です。砂田市議は、「大豆転作でもみんなが協力して草取りをボランティアでやっているのに、村でそんなことをしたら、地域が壊れる」と批判しました。農林課長は「県などとの協議はあるが、農業を続けたい人はみんな担い手農家としていきたい」と答えました。

「まちかどサロン」が16日にオープン

高齢者が交流する施設として、空き店舗を活用した「まちかどサロン」が16日にオープンすることが報告されました。小矢部商工会が実施するもので、事業費830万円で、場所は駅前の旧「おもちゃのほんごう」です。内容は、ミニギャラリーや作品展示、介護相談などで、臨時職員も配置される見込みです。


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