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2003年10月号

小矢部市 「子育て支援計画」作成へ準備

小矢部市は次世代育成支援地域行動計画をつくるために250万円の予算を9月議会に提案しました。本格的な計画は2004年度につくることになりますが、その基礎調査としてアンケートなどを行う経費になります。

市として独自の計画に

長時間過密労働・育児休暇・青年の働く場確保の

解決とあわせて

砂田市議が要望

砂田市議は議案説明会で、「子育て支援計画をつくることはいいが、その作成を国のプランの引き写しやコンサルト会社に丸投げするのでなく、市としてプロジェクトチームを作り、独自の計画を練り上げるべきだ」「児童福祉の分野だけから計画を見るのではなく、職場環境や雇用対策も重要だ。たとえば教育委員会としても、非常勤講師を常勤化することをこの計画に位置づけることも必要ではないか」と主張しました。

少子化対策を本格的に考えるならば、男女とも長時間過密労働の問題や育児休暇を取りやすくする問題を解決しなければなりません。若者の安定した働く場の確保も重要です。

荒木民生部次長は、「国の指導も参考にしながら、小矢部市独自としても企業へのインタビューも含め、真剣に取り組む」とこたえました。



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