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2003年10月26日号

「市単独存続」を了承
市議会市町村合併対策委員会

小矢部市が福岡町と合併せず単独で存続することが、1022日、第7回市議会市町村合併対策委員会で了承されました。

合併なくても生き残れる

市長は「北信越市長会から帰って、17日に福岡町長の訪問を受け、そこで単独でいくことを決断した」と報告しました。その理由として「多くの市長のあいだでは、『合併しないと生き残れない』という考え方は色あせてきていた」「砂田さんが言っていたとおり、合併したら、地方交付税が減るのだ」「我々クラスの自治体が国の地方自治を支えているので、簡単につぶしてしまうことはできない」と述べました。


「今後は住民サービス向上に努力すべき」

砂田市議は、「単独という結論は遅きに失した感じがするが、歓迎する。もともと国から押しつけられた合併騒動で、市民から出てきたものではない。単独でいくということは、制度上地方交付税が激減するということはなくなったので、今後は住民サービス向上に努力すべきだ。小矢部市が全国に先駆けてホームヘルパー無料制度を守ったように、住民が小矢部市に住んでいてよかったと思えるような街づくりをすすめるべきだ」と述べました。


市 来年秋までに行革大綱をまとめる

今後の行財政改革の進め方について、宮田合併行革室長は、庁内の行革推進本部は11月初旬に立ち上げ、市民の推進委員会は2022名規模で、うち2名を12月の市報で公募し、来年1月中に立ち上げたいと報告しました。来年秋までに行革大綱をまとめ、平成17年度予算や総合計画のローリングに反映させたいとのことです。

市民の目線からみたムダな公共事業(必要性に疑問がある綾子河川公園など)の見直しなど、十分な議論が必要になってきます。



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