赤旗読者通信のページ
2003年6月8日号
今年の「ヘリコプター&防災フェスティバル」に
無法なイラク戦争を行った米軍の
第7艦隊ジャズバンドを招く計画
防災とは関係ない!
平和都市宣言の小矢部市に招くな!
8月23.24日に開かれる「ヘリコプター&防災フェスティバル2003」にアメリカ軍第7艦隊のジャズバンドが出演する予定であることが、5月30日に開かれた財団法人クロスランドおやべの理事会で明らかになりました。
砂田理事は「米軍は日本の防災とは全く無関係だ。国際社会や国連の反対を押し切って一方的にイラク攻撃を行った米軍のバンドを招くことは、平和都市宣言を行っている小矢部市が共催している以上、認められない」と主張しました。大家理事長は「おっしゃることはよくわかる」と言いながらも、1年前から要請していたので断れないとのいいわけを述べました。この件に関して他の理事からの発言はありませんでした。
そのジャズバンドの技量がいかに高くても、かれらは決して反戦の歌を演奏しないでしょう。国連憲章を踏みにじってイラクで多数の民間人を殺傷している米軍を招くことは、平和を望む世界と日本の世論に真っ向から刃向かう恥ずべき態度です。「米軍を招くな」の抗議の声を上げましょう。