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2003年2月2日号

コーヒータイム

子育てするなら小矢部市

昨年秋3番目の孫が誕生した。母親は東京に住んでいるが、ふるさとの小矢部で出産した。
 生まれた孫は腎臓に疾患があって、誕生すると同時に入院手術となった。
 出生届はこちらで出したが、ここでちょっとした問題があった。
 当たり前ならそのまま東京に居住となるが、こちらの病院にお世話になるため小矢部市に転入届をした。なぜなら乳児の医療費は東京で有料、小矢部市では無料だからである。
 東京では借家しているが、会社が社宅代わりに大部分助成しているので、給料はさほどにもないのに所得制限にかかって有料なのだ。
 小矢部市では未就学の幼児まで医療費は無料なので、乳児はどこでも無料と思っていたら、かつての「福祉の東京」は散々なものになっていた。
 住民運動を強めなければ福祉社会の前進はない。むしろ後退さえするのだ。(Y生)


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