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2003年1月26日号

イラク戦争反対
ピースウォークinとやま

世界に広がる叫びに呼応
飛び入りで参加する人も


 アメリカの対イラク戦争を止めようと、1月18日、世界各地で反戦運動が行われました。アメリカの首都ワシントンでは50万人、サンフランシスコでは20万人が集まったそうです。日本でも各地で集会やデモ、パレードが行われました。

歌あり楽器あり

めいめいの願いをプラカードに行進する参加者=1月18日、富山市

 富山では、これまでの戦争反対を訴えるデモとは少し変わった形で、歌あり楽器ありの楽しい「ピースウオーク」が行われました。天候にも恵まれ、約300人の参加者が、事前に横断幕やパッチワークを準備したり、当日に用意されたプラカードに自分たちのめいめいの願いや主張を書いて、沿道のひとびとに「イラク戦争反対」を訴えました。
 デコレーションをほどこした車が、スピーカーから「ピースな音楽」を流しながら先導し、最後尾はガルウイング荷台の4tトラックに乗った福野のスチールバンドがリズミカルに行進を元気づけしました。歩いている参加者の中にもギターやパーカッション、手製の鳴らしものなどを使って合奏する人もいる、といった調子です。道を歩いていて途中から参加する人などもあって、「音楽と笑顔のピースウオーク」となりました。

世界中で何百万もの人が
イラク攻撃反対の意思表示

 

ウォーク前にCic前ひろばで挨拶する呼びかけ人の一人、富山YMCAの島田茂さん(左に先導車、右にスチールバンド)

この日、世界中で何百万人もの人がアメリカ軍のイラクに対する攻撃に反対の意思表示をしましたが、依然、アメリカは開戦の時期と口実をうかがっています。富山では、このあとも反戦を訴える取り組みが行われます。
 ピースウオークのHPは次の通りです。http://www1.coralnet.or.jp/koh/peacewalk/
      美谷克己(文・写真)

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