赤旗読者通信のページ
2003年1月19日号
消費税改悪反対で一致
上田ゆみ子候補ら商工会と懇談
小矢部商工会の玄関に「消費税改悪反対」のノボリが掲げられました。
新年の街頭宣伝でこれを見つけた上田ゆみ子県議候補と砂田喜昭市議は9日、日本共産党の「深刻な経済危機から国民の暮らしを守る4つの緊急要求」を持って商工会を訪問しました。
最初に、上田ゆみ子県議候補より「4つの緊急要求」について説明を行い、懇談しました。
商工会事務局長は、「ここに書いてあることは、表現はいろいろあると思うが、私たちの思いと同じである」と述べ、小泉内閣の『不良債権最終処理』について、「『貸し渋り』や『貸しはがし』が深刻である。これに対応して自治体では『信用保証協会の保証枠の積み増しをしている』というが、現実にはなかなか貸してもらえない実態がある」と実情を率直に語りました。
県内で一番たくさん
外形標準課税反対署名を集めた
小矢部商工会
また、「消費税改悪反対、外形標準課税反対は商工会としても取り組んでおり、外形標準課税反対の署名は県下の商工会でも一番たくさん集めた。年末に、これらを含む要望書を議会と市長に出したところである。消費税改悪反対ののぼりについては、町の中に立てたかったが、雪のこともあって事務所にたてた」と語りました。
反対署名を裏切った自民党市議
昨年9月議会で、自民党市議らは赤字企業にも課税する外形標準課税導入を求める意見書を、砂田市議の反対をおして強行しました。
商工会理事を務める市議会議員もいたのですが、与党・自民党という立場に縛られて反対できませんでした。個人としてはどれだけ立派な人格者であっても、自民党議員では、結局住民の代表者としての役割を果たせないことを示しました。
住民の声を生かすには
上田ゆみ子候補を
県議会に
住民の声を県政に届けようとすれば、こんどの県議会議員選挙では、定数3議席をすべて自民党に独占させるわけにはいきません。ぜひその一角に、日本共産党の上田ゆみ子さんを押し上げたいものです。
4つの緊急要求とは
長期不況で国民の暮らしが押しつぶされようになっているときに、小泉内閣は社会保障で3兆円を超える負担増を強行し、庶民増税も計画しています。これでは暮らしも経済も良くなるわけがありません。
日本共産党はこの経済危機から国民の暮らしを守るため、次の4つの緊急要求での共同のたたかいを呼びかけました。
一、社会保障での3兆円負担増の中止
二、庶民増税反対
三、「不良債権処理」の名による中小企業つぶし政策の転換
四、職場でのサービス残業など無法の一掃、失業者に生活保障を
日本共産党小矢部市委員会では、この緊急要求を持って各種団体、個人との対話活動を始め、共同のたたかいを呼びかけています。