赤旗読者通信のページ
2002年12月8日号
市政・県政あれこれ
市の高い水道料問題 県水の引き下げを など話題豊かに
日本共産党小矢部市委員会と同後援会共催の「市政・県政を語る会」が11月26日、総合会館で開かれました。多岐にわたった話題のなかから、先週号では合併問題を掲載しましたが、今週号でもいくつかを紹介します。
◆地域活性化
Iさん 大分県の山間地で海の魚を飼育している様子をテレビでみた。造成中の「フロンティアパーク」は誘致企業の当てもないムダなものと聞くが、その山を利用して漁業栽培をするのも面白いのではないか。
Sさん 砺波,庄川では空家を借りて軽い痴呆のお年寄りを預かる事業をやっている。
こういう積み重ねが雇用創出にもつながる。
◆公共料金
Sさん 水道会計が2千万円の赤字と聞くが、人口が減り水道使用量が減っているのに、県から買う子撫川ダムの水が減らされず高くついているためらしい。県に下げるよう働きかけるべきだ。
Iさん 子撫ダムの固定資産税はどうなっているのだろうか。
◆市政への関心
Iさん 市民オンブズマン運動を立ち上げてほしい。
◆教育
Hさん 学校五日制になり,学力低下が一層心配されている。小矢部市ではこれまでの町村合併後学校統合がすすんだ。通学はスクールバスになり,子供の体力低下にもつながった。小学校は歩ける範囲のところに置くことがとても大事なことだ。
Eさん 県立高校の一部生徒の服装の乱れには目を覆いたくなるものがある。対処はないものか。
上田ゆみ子さん 校則を高校生が自主的に話し合いで決め、自分たちで守っていくことと、それを学校・教師が援助することが大事だ。
上田ゆみ子さんは一般論として話したため、当日会場では理想論だという受け止めをされた嫌いがありましたが、後日上田さんからその背景にある体験談を聞くことができました。
上田さんは高校時代に生徒会活動で、校則問題(男子生徒の頭髪を、丸刈りを止めて自由にする)を、1年間わいわいと議論しました。
結果、頭髪は自由にするが、高校生らしい格好も大事だということで、月に1回は頭髪検査をしようという決まりを自分たちで作り、それを先生が点検することにしたというのです。