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2002年10月20日号

市長選挙に臨む談話を発表

 

1110日告示、17日投票で小矢部市長選挙が行われます。現職の大家市長(自民党が推薦)と無所属の美谷克己氏が出馬を予定しています。

日本共産党小矢部市委員会は12日、次の談話を発表しました。

 

談話

日本共産党小矢部市委員長 砂田喜昭

日本共産党小矢部市委員会は927日に美谷克己氏と面談し、市政に対する姿勢と公約について話し合った。それらは大筋で納得できるものであり、また美谷克己氏はそれらを誠実に実行する旨表明したので、支持し、自主的に支援することにした。



明るい小矢部11月号より

 11月17日投票で市長選挙が行われます。
 日本共産党小矢部市委員会の対応について、砂田喜昭市議に聞きました。

――今度の市長選挙の意義、争点をどのように考えていますか。
砂田 倒産、リストラ、売上減と、暮らしがたいへんです。それなのに小泉内閣は社会保障で3兆円もの負担増を国民に押しつけています。また、国策として強行している市町村合併も国の財政削減、住民サービス切捨てがねらいです。
これに対抗して小矢部市が「自治体」らしく、国にも市民の立場でものを言い、市民の暮らし・福祉を守るかどうかが問われる市長選挙となります。
 具体的には介護・医療の分野で少しでも市民の負担を軽くすること、雇用創設・空き店舗対策やごみ・環境対策、30人学級の実現、地場産業の育成、有機農業の推進などが課題となります。
――大家市政をどのようにみていますか。
砂田 市民の立場で国、県にものを言うことが、たいへん弱いと思います。一例を挙げれば、ごみ処理施設建設を市単独で準備していたのに、県の指導であっさり高岡広域圏まかせです。30人学級や国保税などの課題でも同様です。
 一方、クロスランドタワーやフロンティアパークなど国が「支援」するというものは見通しがなくても強行してきました。
――今度、美谷氏を支持するということですが。
砂田 長野県で「脱ダム」宣言の田中康夫知事を共産党が勝手連的に支持しましたが、全国的には地方自治体らしい自治体を目指す新しい流れが広がっています。美谷氏とも話し合いを持ちましたが、政策的にも、合併問題でも大筋で納得できるものであり、美谷氏も公約を誠実に実行する旨表明されましたので、決めたわけです。

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