赤旗読者通信のページ
2002年9月29日号
デイサービスなどの利用料
低所得者対象に軽減の方向
9月議会での砂田喜昭議員への答弁で、小矢部市は介護保険で在宅サービスを利用しやすくするため、デイサービスなどの利用料を低所得者対象に軽減する方向で検討していることを明らかにしました。
これまでは利用料の軽減対象となる在宅サービスの拡大に否定的な答弁が続いていただけに、注目されます。
さらに当局は、ひきつづきホームヘルパー利用料無料制度を堅持するよう努力したいしたいと答えました。
小矢部市はこれまで、生計中心者が所得税非課税の場合、介護保険が始まる前からホームヘルパーを利用していた人だけではなく、介護保険で新たにホームヘルパーを利用した人も、介護保険の対象外ではあるが自立支援のためにホームヘルパーを利用する人も、利用料が無料でした。これをひき続き継続する努力をするというのが、当局の答弁です。
厚生労働省は来年度から、低所得者のホームヘルパー利用料の軽減措置(介護保険以前からの利用者に限る)を3%から6%に引き上げることをねらっており、小矢部市の対応が注目されていました。