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2002年5月26日号

ゴミ処理 高岡広域圏での共同処理しか道はなかったのか?
瑞浪市(岐阜)、糸魚川地域(新潟)を視察して
砂田喜昭市議の民生文教委行政視察リポート

 市議会民生文教常任委員会は5月20日、21日、岐阜県瑞浪市と新潟県糸魚川地域広域行政組合でゴミ処理施設の視察をしました。
 いずれも人口4ないし5万人規模のところで燃えるゴミを1日50トンから70トン処理しているところです。小矢部市でもかつてそのような計画を持っていましたが、ダイオキシン対策の必要から24時間焼却する体制で1日100トンのゴミを処理できる施設でないと国が認めないと、国や県から言われて、小矢部市単独での処理をあきらめて高岡広域圏での共同処理に踏み出した経緯があります。
 ところが、今度の視察で、国・県の言いなりにならなくても、小矢部市単独でゴミ処理施設の建設が可能であり、それに対して国の補助がでることもはっきりしました。
 人口4万2千人の瑞浪市では、日量50トンのゴミ処理をする施設を28億円で建設し、国から8億円近い補助を受けました。人口5万人を超える糸魚川広域行政組合では、日量70トンのゴミを炭化する施設を30億円足らずで建設し、国から8億円の補助を受けました。
 小矢部市では11月から、現在使用しているごみ焼却炉が公害対策などの問題から使用できなくなり、高岡や氷見市の施設に頼らざるを得なくなります。そのためにごみ収集の時間や場所に変更が求められています。
 しかし、今度の視察でわかったことは、何も国・県の言いなりになる必要がなかったのではないかということです。瑞浪市ではかりに国の補助がなくても単独で実施すると数年前に市長が決断したそうです。
 どうしてこのような違いがでるのでしょうか。私が質問したところによると、岐阜県でも新潟県でも、市町村の助役や幹部職員に、県からの天下り職員を受けているところはほとんどないと言うことです。
 小矢部市に、助役派遣から派遣されているし、福野町や庄川町、福光町の町長は県の職員でした。全国的に見て、このような県はきわめて異常であることが今度の視察で強く認識させられました。


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