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2001年10月21日号

男女平等を求める女性たちの運動がたいせつ
     富山県母親大会に参加して 上田ゆみ子

 9月30日、小杉町で第41回富山県母親大会が開催され、私は「実効ある男女共同参画社会を」の分科会に参加しました。
 この分科会では、助言者としてストックホルム市の女性議員であるビルギッタ・ブレイラさんが北欧の男女共同参画の歴史について発表されました。
 ビルギッタさんは「女性の地位がここに至るまで50年かかった。世界大戦に参加しなかったスウェーデンは、50年前大きな経済発展の時期があり、そのとき多くの女性が仕事に就いた。女性たちは労働組合に入り男性と同じ賃金を要求し始めた。そして仕事をする中で教育や知識を身につけ自立した立場が必要であると感じ、今日に至るまで地位向上を求め続けた。
 現在ストックホルム市では101人の議員のうち52人が女性である。また審議会にも多数の女性がいる。そのため女性にあたたかな施策が多い。」と話し、日本の男女共同参画の運動を励ましました。
 私は、北欧での女性たちの長い運動の歴史に感銘を受け、日本の女性たちもさまざまな分野で運動をいっそう広げねばと思いました。男性たちの理解を得て互いに協力して男女共同参画を進める必要性も痛感しました。

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