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2001年9月30日号

正得保育所での延長保育実現に希望が

 砂田議員あてに七社の団地の住民から電子メールが届きました。正得保育所で、せめて夕方の6時過ぎまで預かってほしいという、たいへん切実な訴えでした。一部を紹介します。
 「(延長保育がない現状では、)パートタイムでしか働くことが、許されず、パート収入から保育料を取れば、ホントに残るかどうかのわずかな収入にしかなりません。家のローンの足しになるよう、フルタイムで働きたくても正得保育所では、それはかないません。
 実際、2名のお子さんが延長保育のある戸出の保育所に行っておいでます。
 6時まででいいのです。延長保育を要望するにはどんなプロセスをふんだら、よいのでしょうか?」

 砂田議員は早速、17日に開かれた民生文教常任委員会でこの問題を取り上げ、市長にこのメールを、読んで聞かせました。市長は、子育て支援で希望に沿うよう保育行政を充実させていかねばならないと感想を述べました。
 それを受けて、担当している社会福祉課長に、どれだけの人員を増やせば延長保育が可能になるのか、たずねました。課長は、正規職員一人とパート職員一人で可能と述べ、来年度予算編成に向けて、延長保育をできる保育所を増やしていきたいと答えました。
 この答弁は、これまでは各小学校校下に1箇所としていた延長保育(大谷小学校校下では荒川保育所で実施)を、それにとらわれずに拡大できる道を開いたものです。

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