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2001年9月23日号

はじめに合併ありきは、おかしい

 ある読者の方から、砂田議員あてにFAXで本会議を傍聴した感想が寄せられましたので、紹介します。

 9月議会を傍聴しました。当日は、女性議会の議員や、女性団体のかたがたが多く参加されていて、傍聴席は盛況でした。
 市町村合併問題で中山議員が、市民の意識は低調で他の自治体から比べて論議が遅いのでないかというようなことを言っていましたが、砂田議員は、「9月の市報を見ると、合併の3パターンのみを掲載しており、合併しないという選択もあるのに書いてない。市民を合併へ誘導しているように受け取れるが」と質した。私も市報を見たが「市町村合併と広域行政の推進が、これからの市町村のキーワードです」とまとめられており、はじめに合併ありきを強く感じさせ、「おかしいな」と思いました。この問題は、国や県から押し付けられるものではなく、市民の論議をあらゆる機会に重ねてゆく必要を感じます。
 北陸中央病院の跡地利用の件もまだ手付かずで、これから話し合いらしいが、移転後、放置され荒れた環境になることはぜひ避けてほしい。良い利用方法を住民の声も聞いて、決めてほしいものです。
 学童保育の夏休み、冬休みの実施を砂田議員は取り上げましたが、傍聴席の女性議員たちはうなずいて同調しておりました。
 傍聴が多いと、質疑もある種の緊張感があり、大事なことだと思いました。

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