赤旗読者通信のページ
2001年9月9日号
ケアハウス クロスランドの横に建設
「ケアハウスを定員80名で、2002年に小矢部福祉会を事業主体に建設する予定で、国、県に重点要望したい」との意向が、8月21日の民生文教常任委員会に報告されました。
場所はクロスランドの東側に駐車場用地としてゴールドウィンから取得したところです。どれだけの大きさになるかは国の補助金などの兼ね合いもあるので不明ですが、敷地面積は11,850平方メートルのうち、桜町遺跡から出土した木製品を保管している文化財保管用建物(旧ゴールドウィンの工場跡)の敷地4,725平方メートルを除いた、7,125平方メートルの駐車場用地に建設することになります。当局の説明では、新湊市にできた大変立派なケアハウスは6千平方メートルの敷地に3千平方メートルの建物が建っているそうです。
ケアハウスとは
ケアハウスとは、軽費老人ホームのことで、一人暮らしや老夫婦だけの、お世話が必要な人が生活する施設です。利用料は月額で平均10万円から13万円で、特別養護老人ホームに比べて利用料が割高です。介護が必要な方はこの利用料金に加えて、在宅の介護サービス利用料が加わります。国は特別養護老人ホームの建設を抑え、ケアハウスなど民間の営利につながるような施設に重点を移している傾向があります。小矢部市の場合は、事業主体になる小矢部福祉会は特別養護老人ホーム「ほっとはうす千羽」を経営している社会福祉法人で、民間の営利団体ではありません。
クロスランドの駐車場が足りないといって購入した土地なのに
この用地はもともとクロスランドのイベントがあるとき駐車場が足りないといって購入した敷地です。砂田議員は、ここにケアハウスを建てたら、クロスランドの駐車場が足りなくなったといって新たにまた取得するつもりなのかと質問しました。助役はまだそこまで検討していないと答えました。