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2001年8月12日号

圧巻だった
「競争社会をのりこえる地域づくり」シンポ

――自治体学校に参加して――

 8月3日から5日まで、神奈川県内で開かれた第43回『自治体学校』へ参加してきました。47都道府県からの参加者数1,584名。県内からは私のほか、福岡、砺波、福野から各1名ずつ、そして高岡から2名、新湊・富山・婦中から各1名の合計9名とにぎやかなメンバーでした。
 「共にはたらき共に生きる憲法・地方自治の21世紀」をスローガンに開かれたのですが、初日の記念シンポジウム「競争社会をのりこえる地域・自治体づくり」が圧巻でした。大阪市長選挙に立候補したこともある藤永延代氏がコーディネーターをつとめ、小泉流改革が競争社会を狙っていること、それに対決するには住民自身の豊かなネットワークを広げていくことが一番であることが浮き彫りにされました。2日目は23の分科会・講座に分かれて学習。鎌倉の歴史と文化遺産を学ぶ現地分科会に参加した人もいました。夜は5つの交流会。3日目午前は「市町村合併」など5つの中規模交流会。全部参加したくなるほど、今年も多彩なメニューでした。
 来年は長野市で開かれます。あなたもいかがですか? (山崎 勇)

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