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2001年3月25日号

盛況だった「女性のつどい」
 日本共産党の躍進で平和な明るい21世紀に

 3月18日、サンフォルテ(富山県女性総合センター)で、衆議院議員・日本共産党副委員長の石井郁子さんを招いて、「女性のつどい」が開催されました。

坂本ひろしさん 県内各地から貸切バスに乗り合わせるなどして会場いっぱいに240名の女性が参加し、華やいだ中にも緊張した雰囲気で始まりました。党県青年学生部長で、参院富山選挙区候補の坂本ひろしさんがあいさつした後、石井さんの登場です。

全国で、共産党女性県委員長、書記長が誕生

石井郁子副委員長 石井さんは、祖父が富山県出身という話も交えながら、日本共産党中央委員会に女性委員会が昨年発足して以後、女性県委員長や女性県書記長が誕生していることを紹介しました。また、日本共産党は、1971年以後、女性地方議員は政党の中で第一党であり、今日では1300人に達していることなどを示し、女性がどのような位置にあるかがその団体や社会の民主化・社会進歩の指標となるとして、女性たちの活動を激励しました。
 国会では、KSD汚職で辞任した自民党の村上・小山前参議院議員が道徳教育を唱えていたことを明らかにし、言うこととやることが違うと批判しました。また、政府の経済政策の失敗が景気の後退や国民の暮らしの困難を招いているとして、結果に責任をとらない自公保政権の無責任さを指摘しました。一方、日本共産党も加わり野党で予算の修正案を提出したことを報告し、家計や暮らしを応援する政治の実現をめざす日本共産党の提案を述べました。

競争を止めてゆったりした教育を

 また、教育に対する不安が国民に広がっており、最近では少年の凶悪事件が報道されるや「うちの子ではないか」との問い合わせが多数寄せられるということでした。石井さんは、野党三党で30人学級の法案を国会に提出したことを紹介しながら、競争を止めさせゆったりとした教育を国民の合意で実現させましょうと呼びかけました。
 講演後次々と手が挙がり、女性の働き口がない問題、「新しい教科書をつくる会」の動き、市町村合併、女性団体との共同の運動等幅広い分野にわたる質問が出され、石井郁子さんは、ていねいに答えました。
 政府が計画している国語・算数・理科での少人数による学習については、ひとつのクラスをどう分けるか各学校現場での検討が必要だし、、学級や学年の枠を越えた習熟度別クラスでは子どもの心を傷つけると思うと話しました。教育専門家としての話は説得力がありました。

最後に「明日があるさ」の合唱

女性のつどいの参加者 時間が短く感じられるほどの充実した講演・質問の後、最後に「明日があるさ」(むかし 坂本九、いま ウルフルズ)の替え歌をみんなでうたい、参議院選挙の躍進を呼びかけ合ってつどいを終了しました。

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