赤旗読者通信のページ
2001年3月18日号
社会保障を充実させる運動の発展を
介護保険をよくする会総会
3月10日、砺波地方介護保険と福祉をよくする会第2回総会と記念講演が行なわれ、「小矢部市民の会」から代表世話人の阿尾多美さんらが参加しました。阿尾さんは、小矢部市で署名運動を取り組んで全国でも先進的な独自施策を実現してきた活動を紹介し、さらに改善に力を尽くしていきたいと発言しました。
記念講演は平井隆富山県保険医協会事務局長。乳幼児医療費の無料化を前進させた協会の医師と議員が連携した役割を紹介し、全国の先進地として誇ることができると述べました。同時に、政府は何年も先を見越して医療、介護の改悪を進めてきており、部分的な成果で満足していたら、「がさっと福祉が後退させられる」と警告。低所得者対策にとどまらず、中所得層も巻き込む要求を掲げた幅広い市民運動の必要を強調しました。「小矢部市民の会」では、世話人会を開いて、今後の運動のすすめ方を相談しましょうと話し合っています。