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2001年3月4日号

少人数学級の実現、子育て支援を要望
1217名の署名を添えて
「みんなの会小矢部」が市長に陳情
引き続き、県知事への要請署名運動を広げましょう

 二月二七日、「みんなの会小矢部」(明るい富山県政をみんなでつくる小矢部市の会)の世話人らは「少人数学級の実現、子育て支援を求める陳情堀内代表世話人が市長に署名を提出書」を、これまでに集まった一、二一七筆の署名とともに、大家啓一小矢部市長に提出しました。
堀内喜亨代表世話人は、「『30人学級』の実現が父母・教師の間で待たれているが、国や県の来年度予算で実現される見通しは少なくなっている。せめて市の段階でできる改善をお願いしたい」と述べました。
 高木世話人は「基礎学力をきちんとつけるために、少人数学級が必要なこと、一人の転校生があるかないかで、支援講師が来るか来ないかの分かれ目になっている例もある」と実情を訴えました。上田由美子世話人は「学童保育の校区単位の設置や夏休み、冬休みにもやってほしいとの要望がある」と述べました。
 大家市長は「少人数学級のことは砂田市議からよく聞かされているが、もう予算が固まっている。学童保育についても指導員の予算措置が問題だ。どんなことが可能か、検討したい」と述べました。
 同席した砂田市議は「小学校の英語教育推進事業などを見直すことも考えられるのではないか」と、さらに検討を求めました。
また、小矢部平和委員会の太田さんが「核兵器のない世界のために日本政府の責任ある行動を求めます」という森首相宛の要求書に署名をお願いしたところ、「これも少し時間をください。結論が出たら連絡します」と即答を避けました。
 「みんなの会小矢部」では引き続き署名運動を続け、3月末には県知事へ陳情することにしています。市民の皆さんのいっそうのお力添えを呼びかけています。
申し入れの一行全員
消費税増税反対の意見書を
市議会にも陳情


 一行は市議会議長にも同じ陳情書を提出しました。また、「『消費税の大増税に反対し、食料品の非課税を求める』意見書についての陳情書」も提出しました。
 これは、二月二〇日の予算委員会で、宮沢財務大臣が、消費税の税率引き上げは不可避との認識を表明したことなど、消費税増税の動きが強まっていることを心配して出されたものです。それは、@消費税の大増税計画を止めること、A当面、食料品を非課税にすること、を地方自治法第九九条に基づく「意見書」にして、政府に届けるよう求めています。

農民連も
「農産物の緊急輸入制限を」と請願


 あわせて、「農産物にたいする緊急輸入制限」をするようにもとめる農民連の請願も提出し、議会での意見書採択を求めました。

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