赤旗読者通信のページ
2001年3月4日号
被害跡地の復旧を積極的に支援
高岡市、氷見市、小矢部市と福岡町の日本共産党議員団は20日、人工林の雪害対策と水道料金問題で県当局と交渉しました。これには犬島県議も同席し、要望書には上田由美子県政対策委員長、萩沢邦夫市政策委員長も名を連ねています。
水道局では、累積赤字約14億円を口実に、2001年度からトンあたり95円に値上げしたいと述べました。
砂田市議が、「子撫川ダムの建設にかかる借金の返済がもうそろそろ終わる。そうすれば元利返済額が減り、砺波市のように水道料金の引き下げが可能なはずだ。年度ごとの返済予定額の推移を明らかにしてほしい」と要望、当局は資料提供を約束しました。
林政課では、災害復旧に可能なあらゆる手段を活用し、森、町、海が連携して災害に強い森林作りをめざすと述べました。23日の農林水産委員会では犬島県議の質問に、「国、県の制度を十分活用して、被害跡地の早期復旧に積極的な支援を行なう」「新たに、間伐材搬出に対する助成と、森林境界明確化のための助成を行なう予定」と答えました。
26日、砂田市議と大井福岡町議は庄川町で、森林の境界グイ設置に町独自で補助(町が2分の1補助、限度額50万円)している状況を聞きに行ってきました。庄川町では林道の維持管理については、草刈は年2回、町が地元に委託し費用を払っている、倒木は町で片付けるものだと思うと、町の姿勢を語っていました。