赤旗読者通信のページ
2001年1月28日号
民生文教常任委員会の報告
乳幼児医療費
小矢部市でも窓口無料化へ
1月22日に開かれた民生文教常任委員会で、当局は砂田議員の質問に、乳幼児医療費を病院、医院の窓口で無料化にすることについて、「早速医師会と相談し、来年度のいつからかはまだわからないが実施したい」と答えました。これは先日、保険医協会が調べた県内市町村の来年度から実施予定を当局にみせて、行政としても実情をつかむように求めていたものです。その結果、県内ほとんどの市で窓口無料化に踏み切ろうとしていることが明らかになりました。
各自治体で行なう窓口無料化では、それぞれの自治体にある病院などでは無料になるが、他の自治体にある病院にかかったときは、一時立替払いが必要だという問題が残ります。今後の課題としては、県が窓口無料化の体制をとることでこのような問題を解決する必要があります。すでに1歳未満児については全県的に窓口無料化を実施しているので、やろうとすればできない課題ではありません。
公民館にパソコン設置を予定
広く市民が活用できるように
また、3月補正予算でパソコンを109台購入し、地区公民館(各5台)や生涯学習センター(総合会館)や津沢の第二公民館(各20台)に設置したいと報告されました。
砂田議員は、「市民が広くパソコンを使えるようにすることは大事なことだが、そのためには使い方を教える人がいる。そこはどうなっているのか。また、そのパソコンはインターネットに使えるのか」と質問しました。
当局は、講師を派遣してパソコン教室を開く計画があると答えました。一回の教室は12時間コースで年間10回を予定しているそうです。また、すべてのパソコンはインターネットにも接続できるそうです。
所得によってパソコンやインターネットの普及が違うという情報格差が問題になっています。この現状を改善する上で、これらのパソコンが広く市民の皆さんに活用されることが期待されます。